翻訳コーディネーションと営業活動の質を向上させるために
テンナイン・コミュニケーションの初めての試みである『オリジナル商品開発プロジェクト』の一環として、テンナイン・コミュニケーション翻訳部が『オリジナル香水』を販売いたします。
なぜ翻訳会社が香水をプロデュースするのか?プロジェクトの背景にある想いを計4回のブログで解説していきます。
第3回目の今回は「翻訳コーディネーションと営業活動の質を向上させるために」についてお話します。
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前回のブログ「翻訳単価の価格破壊を防ぐために」では、翻訳エージェントとしてブランディングを行い、「ファン化」を進め、クライアントとのエンゲージメント(つながりの度合い)を高めることがいかに重要であるかを主張しました。
今回は『オリジナル香水プロジェクト』がテンナイン翻訳チーム、ひいてはテンナイン社内全体にどのように影響を与えるかについてお話いたします。
翻訳部が行っている「翻訳コーディネーション」という業務は、基本的には「クライアントから翻訳用資料を受領→ 翻訳者・チェッカーに作業を依頼 → クライアントにご納品」という非常にシンプルな流れです。
もちろんこのシンプルな流れの中で、さまざまな工夫やチームワーク、業務効率化を経て最適な翻訳コーディネーションを提供していく奥深さがありますが、「翻訳コーディネーション」という既定の枠組みから大きく離れることはありません。
ただシンプルな作業を続けていくことにもリスクがあり、一番のリスクは、「思考や意欲の停滞」いわゆる「マンネリ化」ではないでしょうか。AIであれば毎回同じパフォーマンスを発揮できますが、人間ではそうはいきません。
パターン化した業務方法では、固定概念や不要なルールが生まれ、チームの成長につながりません。それどころか新しい挑戦を楽しむ環境がなければ、優秀な社員を引き留めることもできません。
常に新しい挑戦を続けてきたからこそ、今のテンナインがあります。
だからこそ、私たちは『オリジナル香水プロジェクト』に挑戦します。
今回のプロジェクトを通して、「商品開発への情熱とストーリーの大切さ」「新しい商品を世に生み出すという苦労」を、身をもって経験して、今後の翻訳コーディネーションと営業活動に活かしていきます。
私たちはやりがいや挑戦、モチベーションは自分たちで探しだす・見つけるものだと考えています。受け身にならず、常に新しい挑戦を続け、そこから得た学びを活かすという循環を作り、企業としてさらなる成長を目指します。