TRANSLATION

Tradosとぼくと東京タワー

すみす

Tradosとぼくと東京タワー

突然ではありますが、本ブログ「Tradosとぼくと東京タワー」は今回の第20回の記事をもって連載終了となります。みなさま、これまでご愛読くださりありがとうございました。

本ブログでも以前簡単に話したことがあるのですが、約1年前に社長より突然Tradosをテーマにしたブログを書いて欲しいとの指示をいただいて、本ブログの連載は決定しました。実は当初より全20回を予定して始まった企画でした。お話をいただいた時にはTradosで20回も何を書けばええねんと途方に暮れたことを覚えています。実際に連載が始まってからも話のネタに困ることもはしばしば。締め切り直前になるといつも翻訳者さんのブログやTwitterを覗いてはネタ探しに奔走していました。

とはいえ、ネタ探しをしている中で私自身にも新しい発見があり、知らなかったTradosの機能や小技を勉強する機会になりました。翻訳者さんからも暖かい応援の言葉をいただいたり、実際にTradosで悩んでいることを伺うきっかけにもなったり、今ではTradosブログを続けてきてよかったなと思います。(そのほかにも、アイキャッチ画像(タイトル横に表示される画像です)を猫まみれにしてみたり、ちょっとした遊び心も楽しませていただきました。)

また、Tradosの知識だけではなく、ブログの文章についても思い悩むことが多くありました。文章を書くことは嫌いではないのですが、これまで外部の不特定多数に向けて文章を書くという経験がほとんどなく、面白い記事を書くにはどうしたらいいのだろうかとよく頭を抱えていました。ただ、主観的な目線で一つ言えることは推敲に推敲を重ねた文章の方がやはり個人的には面白い記事になるということです。全20回の中には締め切り直前の1時間で書き上げたような内容もあり、今読み返すと恥ずかしいものもあります。一方で、しっかりと推敲を重ねた記事は読み返してもやはりいい文章が書けたなと自画自賛する出来栄えです。

自画自賛で終わるのもまぬけな感じがしますので、最後はお礼の言葉にて締めくくりたいと思います。本ブログを書くきっかけをくださった社長はじめ、ハイキャリア担当の皆様、Tradosの機能について相談にのってくださった翻訳部の皆様、ブログの参考とさせていただきましたハイキャリアで連載されている諸先輩方の皆様、そして本ブログをご愛読くださった読者の皆様、これまでお付き合いくださりありがとうございました。

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記事を書いた人

すみす

埼玉大学大学院人文社会科学研究科を卒業後、翻訳コーディネーターとしてテンナイン・コミュニケーションに入社。大学院ではドイツ文学を専攻し、文献学の観点からカフカを研究。
現在は翻訳コーディネーターとしてTradosに悪戦苦闘中。
趣味はヨーロッパ作品を中心に読書と映画鑑賞。ときどきジャズと短歌。

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