第300回 連載第300回達成記念特別コンサルティング
おかげさまで、この連載も今回で第300回を迎えることができました。いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます!
こんな長期連載になるとは思ってもみませんでしたが、こうして続けさせていただいていることも、デビューサポート企画からよしとみあやさん、酒井瞳さん、国枝成美さん、と出版される方が続々と出ていることも、本当にうれしく思っています。
せっかくの機会なので、何か感謝企画に挑戦してみようと思いまして……
「連載第300回達成記念特別コンサルティング」をさせていただくことにしました!
通常は企画書と試訳のご準備ができた方だけを対象にコンサルティングをしています。そのため、どの出版社に持ち込むのがいいか、それには企画書と試訳のどこをどう直せばいいかといった、かなり実践的な話が中心になります。
だけど、そこまでの段階に到達している方は、かなり限られているのではないかと思います。もっと手前の段階で止まってしまっている方が大半ではないでしょうか。
「おもしろそうな原書があったんだけど、こういう本でもいいのかな?」
「企画書がなかなかうまく書けなくて……」
などなど、質問してみたいことやお悩みがある方も多いのではと思いました。もしかしたら、まだ出版翻訳について検討し始めたばかりかもしれませんね。
「出版翻訳に憧れはあるけれど、何をどう勉強していいのかわからない」
「そもそも、自分が翻訳に向いているのかわからない」
そんな「そもそも論」から整理したほうがいい場合もあるでしょう。
今後の出版翻訳はどうなっていくんだろうという業界全般の話題から、ご自身の将来への不安など、メンタル面の要素が強い事柄まで……幅広くご相談に乗れる機会をつくりたい思い、今回の企画に至りました。
「こんな初歩的なことを質問してもいいのかな?」と思うようなことも、遠慮せずにぜひお尋ねください。ご質問の一つひとつに、お答えできる機会になればと考えています。
たいていのことはこれまでにすでに書いてきているかと思いますが、さすがに300回ともなると、「書いてあるから探して読んでおいてね」と言われても、見つけるのが大変ですものね……(笑)
ちょっとしたことが原因で立ち止まってしまうことは、意外と多いものです。これは出版翻訳ではなく別の分野でのことですが、ある方のご相談を受ける機会がありました。新しい活動を始めるにあたっての不安を抱えておられたので、それをご一緒に一つひとつ考えていったのです。「えっ! そんなことまで心配して悩んでいたの?」と思うこともあったのですが、ご本人には大きな悩みだったんですよね。それが、話し合ってクリアにしたことで、活動を始めることができたのです。実際に始めてみると、ちゃんと軌道に乗り、早くもライフワークになりました。次にお会いした時には別人のように自信にあふれていて、ここまで変わるものかと驚きました。
そんなふうに、ボトルネックが解消されると、一気に変わっていけるものなんですよね。ただ、それが自分ひとりでは気づけなかったり、いい方法が見つからなかったりして、立ち止まってしまいやすいのです。お話をしていくことで、問題を見極めて、前に進むサポートができればと思っています。
期間は11月下旬から12月上旬を想定しています。おひとりにつきお時間は30分です。お話がまとまっていなかったり、「何がわからないのかわからない」という状態でも、ご一緒に考えていくのでご安心ください。
今回は10名さま限定とさせていただきます。詳細をご確認のうえ、専用ページからご応募ください。お話できるのを楽しみにしています!
※この連載を書籍化した『翻訳家になるための7つのステップ 知っておきたい「翻訳以外」のこと』が発売中です。電子書籍でもお求めいただけますので、あわせてご活用くださいね。
※出版翻訳に関する個別のご相談はコンサルティングで対応しています。