INTERPRETATION

第16話 近況報告

吉岡余真人

通訳者のための現場で役立つ同時通訳機材講座

みなさん、お久しぶりです。

今年最初のコラムでは、先日参加したスキー大会の報告から

スタートいたします。

 1.スキー大会に参加

 2月7日に長野五輪の同窓会に参加した翌日の2月8日

長野戸隠スキー場の50歳以上のシニアカップの写真です。

17年前の1998年2月7日は長野五輪の開会式でした。

そのことはいまでも鮮明に覚えており、その時に経験したことは、

いまでも私の原点になっています。

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競技の結果は中級レベルで17人中、5位でした。

その時に感じたことがあります。

それは、スタート時の緊張感です。

日頃の筋トレなど準備をしていますが

最初のポールのコースや速度をどうするか

など、すべての準備を整えて、スタートに臨めたかを想い出しました。

これはみなさんの通訳業務にも通じると思います。

この緊張感を持って、国際会議のエンジニアとしての取り組むことを

再度、自分に言い聞かせた次第です。

 2.テンナインの最新機材環境

 最近現場で通訳のみなさんより、お褒めの言葉といただくことが増えてまいりました。

ありがとうございます。

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これは現在の環境です。

特長は以下です。

1. 照度の高いLEDライトを3個採用

2. 空気清浄機2号機はピンク

3. カップフォルダー

4. お水やチョコレートもご用意させていただきます。

(繁忙期など、すべて行き届かない場合もありますので、お許しください)

上記以外にもみなさんより、いただきましたアイディアの具現化を務めております。

後日、報告させていただきます。

次回は簡易型同時通訳システム(パナガイド)と本式の同時通訳システムの大きな違いについてお話したいと思います。

ではまた!

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記事を書いた人

吉岡余真人

東京オリンピック開催直前 1964年8月に東京葛飾金町にて産声を上げました。専門学校卒業後、稼業の理髪店を経営するが、オリンピックで開催される国際会議にあこがれ、1989年同時通訳機材会社に就職し、東京サミット、APEC大阪、ADB福岡会議の機材運営に携わる。長野オリンピックでは組織委員会にも在籍し、ローザンヌのIOC本部にも出張し、すべての会場の同時通訳機材運用を統括。第107回IOC総会、理事会、メインプレスセンター、選手村、IBC国際放送センタースポーツ調停裁判所、医事委員会などの同時通訳機材運用を統括する。
その後大手通訳会社にて通訳コーディネーターとして勤務し、社内ベンチャーで機材会社を設立。退職後2005年からは舞台を中国に移し、国際会議ディレクターにて活躍。2008年北京オリンピックでは東京五輪の招致記者会見の通訳・機材の運用に携わり中国および東南アジアでの国際会議を運営する。上海・バンコクの通訳会社にも所属し、東南アジアを駆け巡る日々を送る。
2013年から2017まで株式会社テンナイン・コミュニケーションに在籍し
2017年8月からバルビエコーポレーション株式会社を設立し現在に至る。

END