INTERPRETATION

はちまき・はちまき・はちまき!

HAJI

英語のツボ

「英語のツボ」ではなく会議中に「笑いのツボ」に入ってしまったお話。 

物流がトピックの会議で、どのように荷物を管理しようかという内容でした。
倉庫などで荷物を管理するときには、パレットと呼ばれる板みたいなものがあって、その上にカートンと呼ばれる荷物が入った段ボールを積み上げていきます。
その段ボールは結構な高さを積み上げる場合もあるので、そのまま積むだけだと運搬するときにバランスを崩して荷物が落ちてしまうというリスクがあるんです。
なので、その段ボールはまとめて布やフィルムみたいなものでぐるぐる巻きにしてしまいます。
その様子が、運動会などで頭に鉢巻きをするような感じなので、業界では「はちまき(鉢巻)」と呼ぶんですね。 

最初自分が知らなかったころは「ラップ、ラップ」と表現していましたが、はちまきとわかれば単語帳へインプット。次の会議では「はちまき」と訳す準備は万全でした。 

そしてむかえた某日。「はちまき」を使う場面が。
よしきた、と得意げに出した日本語が

「腹巻き!」。 

その勘違いっぷりを理解した参加者は爆笑、自分ももう笑うしかありません。 
ある意味腹巻きにも似ていますからね…。 

はちまき・はちまき・はちまき、の練習です。

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記事を書いた人

HAJI

国際教養大学卒業後、COWプロジェクトメンバーとして入社。大学時代を社会学を専攻し、アメリカに留学。ジャズが大好きで、アメリカのジャズ拠点をフィールドワークしたことも。
現在は目標とする先輩の通訳者のようになれることを目指して日々奮闘中。

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