陸上競技
中学校や高校の部活動では、「野球部」や「サッカー部」という種目ごとの部活動があったのに対し、「陸上部」というのは種目とは違ったもの。ある意味、「球技部」というのに似ているかもしれません。このように「陸上」とひとまとめにしてしまうからこそ、それぞれの陸上種目について意外と知らない、ということがありえます。しかも英語で「三段跳び」を言えるか、と問われたら、迷ってしまうこともあるでしょう。
陸上競技はTrack and fieldと呼ばれることもありますが、オリンピックの競技としてはAthleticsと呼ばれます。水泳競技を総称してAquaticsと呼ぶのに似ています。
陸上競技には、陸上トラックを使って行うものや、トラック以外の部分を使うもの、そして陸上競技場の外で行われるものがあります。陸上トラックを使うものは距離によって短距離走、中距離走、長距離走と別れています。短距離走には、100メートル走、200メートル走、400メートル走があります。短距離走はSprintやSprinting eventと呼びますが、「100メートル走」となったら単純にThe 100 metersと呼んだり、100-meter dashと呼んだりします。一般人には400メートルをダッシュするなんて想像できないですが、400-meter dashと呼ばれます。中距離走や長距離走はMiddle-distance running、Long-distance runningと呼ばれます。
中距離走は800メートルから始まり、長距離走は10,000メートルまであります。その中で、3000メートル障害という種目があります。トラックに置かれた障害物を超えながら走る競技。これはSteeplechaseと呼ばれます。Steeplechaseは聖堂などにある「尖塔」のこと。そもそも、尖塔を目指して走る競技であったから、そう今でも呼ばれているそうです。
トラックを使う種目には、他にもリレーやハードルがありますが、これらはRelayやHurdlesと呼ばれます。RelayのアクセントがEにあることを抑えておく必要があります。日本語の発音に引きづられると、Aにアクセントをおきがちです。
トラックを使わずに行われる競技の中で、体育の授業で経験があるのは「走り高跳び」「走り幅跳び」ではないでしょうか。それぞれHigh Jump、Long Jumpと呼ばれます。「走り」の部分が英語ではないですね。棒高跳びはPole Vaultです。
飛ぶのではなく、投げる種目は「投てき」と呼びますが、英語でThrowing eventsなので、わかりやすいですね。砲丸投げはShot put。それ以外はThrowを使って、Javelin throw(やり投げ)、Discus throw(円盤投げ)、Hammer throw(ハンマー投げ)と呼ばれます。
そして競技場の外で行われる競歩はWalk。マラソンはもちろんMarathonです。。
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