第331回 「知識人」
egghead 知識人
It is better to be humble rather than pretending to be an egghead. (知識人のふりをするよりも、謙虚である方が良いですよね。)
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「知識人」を口語英語でeggheadと言います。単に「知識がある人」というよりは、日本語で含みを持たせる「インテリ」というニュアンスです。この語が誕生したのは20世紀初めのこと。Owen Johnsonが小説の中で使ったのがきっかけとされています。のちの1952年米国大統領選挙では、民主党候補のAdlai Stevensonが使い、広まりました。一方、「インテリ」を和英辞典でひくと、eggheadの他にhighbrowも出てきます。反対語のlowbrowは「教養の低い人」の意です。
ところでみなさんは普段、意味を調べる際、どのような辞書を使いますか?私の場合、TPOで使い分けています。同時通訳や放送通訳現場など、急ぎの際に用いるのは電子辞書。長年CasioのEX-wordを愛用しています。ネット辞書も便利なのですが、通信環境が悪かったり、なぜかPCの動作が遅くなったりするケースがありますよね。でも、電子辞書なら乾電池さえ予備を持ち歩いていれば、いつでもどこでも使えます。実に心強いです。
一方、自宅でじっくり意味を調べたいときは、今でも紙辞書をめくっています。大修館書店の「ジーニアス英和辞典」が大のお気に入り。主に大学受験生が使う辞書です。この辞書の長所は、2色刷りで例文も豊富なこと。私の場合、あまりたくさんの色だと目がチカチカしてしまうので、2色がちょうど良い感じです。英語学習者向けに間違いやすいポイントなども記載されており、文法や用法の再確認になっています。
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