INTERPRETATION
第325回 「大混乱、大惨事」
train wreck 大混乱、大惨事
Last year’s figures were train wreck. Fortunately, our sales increased dramatically this year.(昨年の数値は大惨事でした。幸いにも今年の売上高は劇的に増加しています。)
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「大惨事、大混乱」を口語英語でtrain wreckと言います。文字通り訳せば「列車事故」ですが、そこから派生してこの意味になりました。上記の例文では名詞ですが、形容詞としてtrain-wreckと間にハイフンを入れると、”a train-wreck outcome”(大混乱の結果)のように使えます。
なお、「大惨事」の表現としては他にもcar crashやdumpster fireがあります。後者のdumpster fireはアメリカ英語で、dumpsterは路上にある大きなゴミ収集箱のこと。確かにそこで火災が起きれば大惨事ですよね。
ところでtrainから思い出したのが日本語の「トレーナー」、あの上着です。これは和製英語で、英語ではsweatshirtと言います。英語でtrainerと言った場合、アメリカ英語ではコーチを表す「トレーナー」の意味になり、イギリス英語の場合は「スニーカー」という語義になります。なかなかややこしいですが、こうした和製英語、探してみると結構あります。みなさんもこの機会にぜひ注目してみてくださいね。
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