INTERPRETATION
第316回 「議論の本題」
the meat of the matter 議論の本題
Before we get to the meat of the matter, let me explain today’s agenda. (議論の本題に入る前に、今日のスケジュールをご説明します。)
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今回ご紹介するthe meat of the matterは「議論の本題」という意味です。文字通り訳せば「肉の身」ですので、確かに「肝心の部分」という印象につながりますよね。アメリカの口語表現にはmeat and potatoes(物事の本質的な部分)というフレーズもあります。一方、matterを使った表現にthe root of the matter(問題の根底)があります。一つの表現から調べてみるのも楽しいですよね。
ところでmeatを「ロングマン現代英英辞典」(学習者用英英辞典)で調べると、”the flesh of animals and birds eaten as food”とあり、「食用」と書かれていることがわかります。また、「red meatは牛のような濃い色の肉なのに対し、white meatは鶏肉のような薄い色の肉を表す」とあり、これは日本語の「白身、赤身」と同じとらえ方です。なお、食用でない獣肉はflesh、魚肉はfish、家禽の肉はpoultry, fowlと言います。
「牛肉」でもう一つ。アメリカ中西部・ネブラスカ州のニックネームはBeef Stateで、毎年5月にはNational Beef Monthを迎えるそうです。農業が盛んな州であることがわかります。
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