INTERPRETATION
第307回 「ハラハラしながら」
on the edge of one’s seat (ハラハラしながら)
My son’s story about climbing three mountains non-stop had me on the edge of my seat. (息子が3つの山を連続で登ったという話を、ハラハラしながら聞きました。)
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「(人の話などを)ハラハラしながら(聞く)」を英語でon the edge of one’s seatと言います。seatは「座席」ですので、まさに座席の端まで身を乗り出して聞き入っている様子が思い浮かびますよね。なお、edgeの語源は古英語のecgで、「鋭くとがったもの」という意味です。実は「熱望している」のeagerも同じ語源です。
なお、on the edge自体も熟語としての意味があり、「危険にさらされて」「神経が高ぶって」という意味を持ちます。たとえばThe company was on the edge of bankruptcyは「その会社は倒産寸前である」ということです。
ところで類語辞典(thesaurus)でseatの類語を調べるとたくさん出てきます。benchやchairなどはおなじみですが、wing chairやchaise longue, davenportなども。wing chairは「背もたれが高く、上の部分の両側が前に突き出たタイプのチェア」、chaise longueは「背もたれ付きで足を伸ばせるタイプのいす」、davenportは「ソファ」と同義。アメリカのダベンポート社が作ったことからこの名前になったようです。
簡単な単語も類語で調べると発見があります。ぜひ楽しんで英語を学んでくださいね。
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