INTERPRETATION
第279回 「曖昧な中間領域」
twilight zone (曖昧な中間領域)
Sorry I didn’t answer your call properly. I was in the twilight zone between being awake and being sleep. (ちゃんと電話で返事できなくてごめんね。まどろみの状態だったんだ。)
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「曖昧な中間領域、どちらともつかない状態」を英語でtwilight zoneと言います。上記の例文ではtwilight zone between being awake and being sleepとあり、「起きている状態と寝ている状態の曖昧な中間領域」つまり「まどろみの状態」を表しています。
twilight 自体は「たそがれ、薄明り」という意味ですので、曖昧な状態であることがわかりますよね。なお、天文用語としての「たそがれ」のほかに、比ゆ的な意味で「人生の黄昏時」という語義もあります。twiは「二つの」、lightは「光」で、日の出も日没も二つの明暗に挟まれている様子を指しています。
ところでTwilight Zoneで真っ先に思い出すのが、1980年にリリースされたThe Manhattan Transfer (マンハッタン・トランスファー)の”Twilight Zone (邦題:トワイライト・ゾーン)”。
https://www.youtube.com/watch?v=OMntsztvRa0
冒頭のナレーションの部分はマイケル・ジャクソンの「スリラー」を思い起こさせますよね。今聞いても「トワイライト・ゾーン」、実に名曲です。
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