INTERPRETATION
第277回 「念のため」
dot the i’s and cross the t’s (念のため)
Before submitting your work, it’s better to check it again to dot the i’s and cross the t’s. (作品を提出する前に念のため見直した方が良いでしょう。)
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「念のため、慎重を期する」を英語でdot the i’s and cross the t’sと言います。文字通りこれを訳せば「アルファベットのiに点を付けて、tに横線を入れる」です。確かにアルファベットのこの2文字、点や横線があいまいだとわかり辛いですよね。そこから「念のため、慎重を期する」という意味になりました。
私がこのフレーズに出会ったのはつい最近。放送通訳現場で耳にした際には”i”が”eye”に、そして”t”が”tea”に聞こえてしまいました。「目に点を入れる?目が点になるってこと?それともメイクアップから生まれた表現?」とこんがらがりましたね。しかも「なぜその後に紅茶が来るの???」という具合。文字を見てようやく合点が行った次第です。
これで思い出したのが「瓜(うり)に爪(つめ)あり、爪に爪なし」という表現。意味は違いますが、何となく似たような雰囲気が感じられます。これも言葉の持つ魅力です。
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