INTERPRETATION
第175回 「元気いっぱいである」
be bouncing off the walls (元気いっぱいである)
In the kindergarten, the kids were bouncing off the walls.
(その幼稚園で児童たちは、元気いっぱいでした。)
「元気いっぱいである」は口語表現でbe bouncing off the wallsと言います。文字通り訳せば「壁から跳ね返る」です。つまり、壁にぶつかって跳ね返ってしまうぐらいテンションが高い状況から、このような表現が生まれました。「元気いっぱいである」を形容詞一語で表すならば、energeticやlivelyなどが使えます。
wallは「壁」ですが、様々な熟語がある単語です。たとえばgo to the wallは「負ける」、off the wallは「常軌を逸した」、go up the wallは「腹を立てる」です。辞書にたくさん出ていますので、ぜひ確認してみましょう。
ところでwallで思い出したのがニューヨークの金融街Wall Street。由来を調べたところ、17世紀に入植したオランダ人が自分たちを守るために丸太を使い、防壁を築いたのだそうです。ちなみに東京証券取引所がある兜町の由来は、平将門の兜を埋めたという言い伝えからだそうです。地名というのも奥が深いですよね。
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