INTERPRETATION
第246回 「ごちゃごちゃして、混乱して」
at sixes and sevens (ごちゃごちゃして、混乱して)
I was at sixes and sevens today, I forgot to bring my smartphone!
(今日はごちゃごちゃしていた。スマートフォンを持ってくるのを忘れてしまった!)
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今回ご紹介する「ごちゃごちゃして、混乱して」を英語の口語表現でat sixes and sevensと言います。なぜこのフレーズが生まれたのかは定かではなく、おそらくサイコロゲームから来たのではと言われています。ただ、サイコロ一つの最大数は6ですので、もしかしたらサイコロ二つで行うゲームだったのかもしれませんね。
ところで私は日ごろからニュースの放送通訳をしているため、海外のテレビニュースに興味があります。特に注目するのは「番組のタイトル」。たとえばBBCであれば、”Six O’Clock News”や“News at Six”などの番組名ですし、アメリカのCBSは”CBS Evening News”、CNNなら”CNN Newsroom”という具合に、実にシンプルです。
一方、日本のニュースは”news every”や「首都圏ネットワーク」、「あさチャン!」など、独自の名前が付いています。でも考えてみれば、日本はお店の名前もそうですよね。凝った名前を付けるとおしゃれでスペシャルな(?)感じがします。そう考えると、日本の場合、ネーミングというのは消費者に訴える上でとても大きな要素を秘めているのでしょう。
・・・とふと思い出しました。日本語でも数字を使った表現です。「四の五の言わずに」(=あれこれ言わずに)がありましたね。
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