INTERPRETATION
第229回 「あれこれ」
all that jazz (あれこれ、何もかも)
He just kept on talking about tennis and all that jazz. (彼はテニスに関してとにかくあれこれ話していました。)
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今回ご紹介するのは「あれこれ、何もかも」という意味のall that jazzです。語源に関してはあいまいな部分が多いものの、どうやら20世紀初めにお目見えしたようです。jazz自体はここでは「意味のない話」です。なお、jazzは「ジャズ」と名詞で使うほかに、「ジャズ風に演奏する(jazz up a tune)」と動詞でも使えます。
では、他のジャンルの英単語で動詞・名詞いずれも使えるものはあるのでしょうか?早速調べてみたところdisco(ディスコで踊る)、samba(サンバを踊る)、mambo(マンボを踊る)、tango(タンゴを踊る)などが出てきました。
ちなみにIt takes two to tangoは文字通り訳せば「タンゴを踊るには二人が必要だ」となりますが、「責任は両方にある、けんか両成敗」という意味もあるのですね。ジャズがきっかけとなり、タンゴまで飛びました!英語の学習というのは、こうして「きっかけ」からいかに興味を広げていくかだと思います。ではもう一つついでに。「ジャズの日」は毎年1月22日、「タンゴの日」は12月11日だそうです。こうした記念日もオモシロイですよね。
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