INTERPRETATION
第215回 「正直に認める」
make no bones about … (~を正直に認める)
Make no bones about it – he is very bright and talented. (正直に認めようよ – 彼は賢いし才能があるのだから。)
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「~を正直に認める」は英語でmake no bones about … と言います。この表現が誕生したのは15世紀ごろです。当初は「困難なく」という意味でした。ではなぜ「骨」が出てくるのでしょう?実はスープが大元となっています。スープの中に入っている骨付き肉は食べづらいですよね。一方、骨なしであれば簡単に食べることができます。つまり、骨なし肉であれば、スープを飲み込むことも容易だというニュアンスから来ているのです。
ところで食器の世界でおなじみの「ボーンチャイナ」は英語でbone chinaと記します。これは日本語で「骨灰磁器」と言います。磁器を作る際、動物の骨灰(リン酸カルシウム)を混ぜて高温で焼く方法です。名古屋駅から徒歩15分ほどのところに「ノリタケの森」というミュージアムがあり、そこではボーンチャイナの歴史について詳しく展示されています。敷地内にはショップやカフェ、レストランもあり、とても楽しめます。数年前の冬に私は訪れたのですが、赤レンガの建物や公園、体験コーナーなども充実しており、一日楽しめるスポットでした。美しい食器に魅了されたのは言うまでもありません。
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