INTERPRETATION
第209回 「大西洋の向こうで」
across the pond (大西洋の向こうで)
Since we are here in the UK, why not call our friend across the pond and surprise her? (せっかくイギリスにいるのだから、大西洋の向こうにいる友人に電話して驚かせてみない?)
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「池」は英語でpondですが、across the pondと言った場合、「大西洋の向こう」という意味になります。この表現に私が初めて出会ったのは、BBC Radio 4で放送されていた”Today”というラジオ番組においてでした。ロンドンのスタジオから、ワシントンにいる特派員に現地の様子を尋ねていたときのことです。イギリスからすれば、across the pondは「アメリカ」のことになりますよね。
英和辞典でpondを引くと、the Big Pondやthe herring pondなども出ており、いずれも「大西洋」のことです。では「太平洋」をこのようにユーモラスに表すことはできるのでしょうか?英語を学ぶ際、さらに想像力を働かせて色々調べてみるのも楽しいものです。
ということで、早速電子辞書やネットで検索したところ、Big Drinkという語が出てきました。ただし、見出しに「俗」とありますので、かなりくだけた表現と言えるでしょう。
ところでイギリスの通貨は日本語で「ポンド」と発音しますが、スペルはpoundです。そもそも「パウンドケーキ(pound cake)」はあるのに、通貨だとなぜ「ポンド」なのでしょう?気になる方はぜひ調べてみてください。
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