INTERPRETATION
第203回 「ぼんやりして」
out to lunch (ぼんやりして)
I’m sorry for not paying attention. I am really out to lunch these days. (集中していなくてごめんなさい。最近本当にぼんやりしているんです。)
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「ぼんやりして」を英語の口語表現でout to lunchと言います。文字通り訳せば「ランチに出かけて」という意味ですが、このように「集中していない様子」を表すこともあるのですね。
英語のlunch自体はluncheonが短くなった単語で、初出は16世紀末とされています。lunchは「昼食」という意味の他に「軽食、弁当」という語義もあります。また、カリブ地域の英語では「午後のお茶」という意味もあるそうです。
かつてイギリスの学校に通っていたころ、お昼の給食のことをschool dinnerと言っており、不思議に思ったことがあります。イギリスではdinnerが「昼食」、supperが「夕食」を指していたのですね。
なお、アメリカの口語表現でThere is no free lunch.があります。これは「世間はそう甘くはない」という意味です。
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