第52回 11個の感謝
2011年も残りあとわずかとなりました。そこで今回は2011の「11」にちなみ、11個の感謝を記すことにいたします。
1.まずはこの1年間、私に新しい仕事の機会を提供してくださった方たちへの感謝です。今まで手掛けたいことのない未知の分野は、それなりに不安もありました。けれどもたくさんの励ましのおかげで、何とか一歩を踏み出し、続けることができました。そうしたチャンスが与えられなければ知らなかったことに巡り合えたのは、本当に幸せだったと思います。
2.通訳現場や指導の場において、多くのサポートをいただきました。スムーズな業務もそういった方々のおかげです。安心して仕事ができる環境を作っていただいたことに心からありがたく思っています。
3.授業の場でたくさんの質問を投げかけてくれた受講生や学生のみなさん。素朴な疑問をぶつけてくれることで、私自身、大いに勉強になりました。十分に授業準備をしたつもりでも、まだまだ奥が深いというのが学問の世界です。その気付きを与えられて感謝です。また、英語学習のカウンセリングの場では、相談者と話をするうえで、聴くことの大切さを改めて感じました。心を寄せることの大切さをこれからも意識していきます。
4.エッセイやコラムを読んでコメントやフィードバックを寄せてくださった読者のみなさま。私が気づかなかった側面から、多くの視点を与えていただきました。物事には多様な見方があるということを、しみじみ感じます。お互いの理解を深められるよう、これからも色々なことについて書いていきます。
5.今年も多くの先生方からたくさんのことを学びました。日ごろ教壇に立つ私にとって、時折、学びの場に身を置き、「生徒」となることはとても幸せなひとときです。通信講座でお世話になっているフランス語の先生、また、講演でお話を伺った先生方など、多くの学びに恵まれました。
6.いつも活気のあるレッスンで、体を動かす楽しさを教えてくれるスポーツクラブのインストラクターのみなさん。私は小学校・中学校と運動が大の苦手でした。けれども通訳者になって以来、「必要なのは語学力・知識力・体力」という中、日ごろのエクササイズは欠かせないものとなっています。クラブに行くモチベーションを作っていただいて感謝です。
7.定期的に通う美容院や鍼灸院のスタッフの方々。楽しいおしゃべりを通じて、また、リラックスできる空間でホッとすることができます。それが私にとっては次への活力となっています。近くにそうした施設があり、ありがたく感じています。
8.行きつけのコーヒーショップで、いつも私の好みぴったりの豆を選んでくださるスタッフさん。お店を訪ねるのはたいてい午前の早い時間帯なのですが、常に明るく笑顔でサービスしてくださり、このスタッフさん目当てに多くのお客様が来ているのも頷けます。
9.エレベーターもない4階の我が家まで、重い荷物を笑顔できびきびと運んでくださる宅配便のドライバーさん。暑い日も雨の日も、不在がちの我が家に重たい仕事の資料を持ってきてくださるおかげで、我が家は滞りなく仕事を進めることができます。
10.ここには書ききれなかった、たくさんの友人や知人、お世話になった方々。メールや手紙、SNSなどを通じて私を励ましてくださったことにありがたく思っています。
11.そして最後に、支えてくれた家族にも感謝。健やかに、そして笑顔で、日々傍にいてくれることは私にとっての生きる喜びです。ありがとう。
私たちにとってこの1年は、とりわけ忘れられない出来事があった年でした。来る2012年が、小さな幸せの積み重ねとなって、みなさまに多くの歓びをもたらしますよう、心よりお祈りしています。
今年最後にご紹介するのは、文房具の使い方ノウハウが詰まった一冊。デジタル化時代の昨今、あえて紙の手帳が見直されているが、本書は手帳術に留まらず、どうやって文房具を使って効率的な活動ができるかが記されている。
中でも早速導入したのは「机の下を有効活用する」「書類はA4に揃える」「充電池の見分け方」の3点。
まず、机の下というのは、ちょうど座った時に足が入る部分。私の机はスチール製なので、早速マグネットフックを取り付けてみた。そして床に散乱していたPC関連の配線をすべてひっかけてみたのである。また、ティッシュボックスにマグネットをとりつけてこちらも机の下にぺたんと貼り付けてみた。おかげで机の上も下も広々となった。
「A4に揃える」というアドバイスで目から鱗だったのは、「手紙をA4にスクラップする」というもの。なるほど、今まで私は手紙を読んだらまた封筒に入れてボックスにおさめ、年末に袋に入れていた。しかしこれではせっかく保存した心温まる手紙も、封を開かない限り再読できない。いっそのことA4の紙にスクラップして、30穴バインダーに綴じれば良いのである。30穴バインダーの利点について詳しくはぜひ本書を。
最後に充電池について。これまで我が家は充電してから工具箱に入れていたのだが、これではいざ使う時に充電済みか否かわからなくなっていた。著者は「充電済みにはクラフトテープを巻き、使う時にはテープをはがす」と記していた。単純なことだが、なるほど、そうしておけばもう迷うこともない。
こうしたノウハウ本を読むときのポイントは、「数あるメソッドの中で、自分が取り入れられるものだけを導入する」という点。1冊の中に一つでも自分にとって有益な方法があれば取り入れてみる。それだけでもその1冊は大きな価値を持つと思う。
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