INTERPRETATION
第3回 グローバル・コミュニケーション・スキル
「今、一番いいことをしよう
今 一番いいことをしよう
将来に不安や心配事があっても
将来がやってきたら
そのとき
一番いいことをすればいい
あのとき
『ああすればよかった』と
思うことはやめよう
あのとき
一番いいと思ってやったのだから・・・
昭和59年4月17日
山崎 房一」
書類を整理していたら、この句が書かれたはがきが出てきました。昭和59年と言えば25年前(1984年)です。ちょうど女性のエンパワーメントの必要性が盛んに指摘されていた時代でした。私自身は通訳者としての経験を積んできた時期でもあり、後輩を育てたいという気持ちも強くなってきた頃です。「異文化間コミュニケーションの橋渡しをする人を育て、それぞれの能力にあった仕事を提供しよう」と、教育と仕事の提供という2つの目的を掲げ、1年後に株式会社ディプロマットを設立した経緯があります。あのとき「一番いい」と思ったことをしたのです。通訳の仕事は、あくまで補助的な役割が強く、「サービス精神」をとれば、それは眼の欠けた龍のようなものだと思います。「心」の入った通訳ができる通訳者を養成したい。通訳とは「人を生かして自分も活かされる」仕事なのです。
2011年1月14日記 原 不二子
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