INTERPRETATION
第31回 Gut
Gutとは内臓のこと。しかし動詞では「内臓を取り除く」という意味でも使われます。例えば魚釣りをして、魚をさばくときの様子を想像するとわかるでしょう。腹部を切り開いて、思いっきり中にある内臓を取り除きます。それと同じイメージで、家のリフォームをする時などにもGutを動詞で使えます。例えば、トイレやお風呂場をリフォームしたいとします。壁紙を変えたり、シャワーヘッドを変えたりするだけではなく、場合によっては洗面台と交換するかもしれません。もしくは居間と客間の間にある壁を取り払って、より広い居住空間を作るかもしれません。そんな時には、思いっきり洗面台や壁を取り壊します。そんな様子が、Gutです。You need to gut it, if you want new sink and cupboards.「新しいシンクや収納が欲しければ、思いっきり取り壊さないといけないよ」という風に使えます。
もちろんGutは名詞として、内臓の意味で使われることも良くあります。またGut feelingと言えば、頭で考えるのではなく、なんとなくの直感(Intuition)として感じることです。My gut feeling tells me that it is wrong.と言えば、なんとなくそれは違うと思う、という意味です。言葉や論理では説明しにくいけれど、「なんとなく」を意味します。「なんとなく怪しい」「なんとなく心配」「なんとなくうさんくさい」など、使う局面は色々あります。
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