INTERPRETATION
第11回 Underwater
”My home is underwater.” というのを耳にしたら、どんな様子を想像しますか? 台風の影響で洪水の被害に合い、浸水した家でしょうか? 確かのその可能性も無いわけではありませんが、最近のアメリカではUnderwater housesやMy home is underwater.という表現を良く聞きます。これは、住宅ローンと関係のある内容です。例えば10年前に家を購入して、まだローンが3000万円残っているとします。また、家を購入した当時は、5000万円の価値が家にあったと仮定します。しかし住宅市場の低迷により、現在の家の価値は、ローンの残高である3000万円より安い、2500万円しかない場合、その家はUnderwaterと呼ばれます。日本と違い、アメリカでは家の価値が長期にわたって継続し、土地だけでなく、住宅も投資の一部とされます。ですから、2000万円で家を買い、2500万円で売る、ということが可能です。そのために、アメリカ人は一生懸命にDIY(Do it yourself)で改築するのです。しかし、今の家の価値が、もともとの家の価値どころか、現時点で残っているローンよりも価値が無いとすれば、今なら100円で買える物に対し、200円の返済が残っていることと同じです。もちろんこれがまた経済に悪影響を与えるわけです。
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