INTERPRETATION

【Tennine Academy】ちゃたろう成長記#3

ハイキャリア編集部

【人気会議通訳者が教える】Tennine Academy

皆様、こんにちは。
最近ようやく秋らしい季節になったと思えば一気に冷え込み、秋を通り越して冬の訪れを感じます。
Tennine Academy Basicコース#3逐次通訳実践Ⅰの講義が先日ありました。

第3回目の講義とのことでついにBasicコースも折り返し地点となりました。今回から実際に逐次通訳の実践のセッションが始まったようです。早速、講義後のちゃたろうさん🐎にインタビューを行ってきました!

 

Q.今回から逐次通訳の実践セッションがあったと伺いました。特に印象に残った事はありますか?
ちゃたろう:講師の方がおっしゃっていた「自分のアウトプットを必要としている人がいる」という基本的な意識掛けがとても印象に残っています。シャドーイングやリプロダクションに情報処理を割きすぎてしまうと、行き詰まり、自分のアウトプットに自信がなくなってしまい、声が小さくなりもごもごしてしまう悪循環に陥っていました。
しかし、講師の方の「自分のアウトプットを必要としている人がいる」とう意識をもつ事で多少のミスや誤訳があっても堂々と訳出しをすることが出来るようになった気がします。

 

Q.どうしても、慣れないうちはシャドーイングやリプロダクションに意識を割いてしまいますよね。その他に何か印象に残った事はありましたか?
ちゃたろう:はい、今回の逐次通訳のお話とは逸れてしまいますが、音が聞こえなくなるという同時通訳の質問で三つの機関を「独立」させることが重要だという点に気づきました。これまで「連携」と捉えていたため、根本的な理解がずれていたのかもしれません。この話を聞いたことで、何故シャドーイングが重要なのかということを理解することが出来ました。

 

Q.それはとても良い勉強になりましたね。ちゃたろうさんは通訳経験がないと思いますが今回実際に挑戦してみていかがでしたか?
ちゃたろう:特に難しかったのは英→日への逐次通訳練習での訳出の時間調整です。文章をぶつ切りしてしまうとまとまりがなくなってしまい、聞き手に親切ではなくなります。そのため、早口になってしまうことがありプレッシャーを感じました。

 

Q.今回の講義を通して何か今後の課題点などはみつかりましたか。
ちゃたろう:誤訳や聞き取り不足の面では、経験が必要になってきますが、相手を不安にさせない堂々とした訳出はすぐに意識できるので改善していきたいです。
また、重要な情報とそうでないものを思い切って取捨選択できるようになりたいです。例えば課題に出てきた「弾倉」か「弾薬」かは、関係なかったですし、細かい表現にとらわれてしまい大事な点を見落としていたと気づきました。
メモを取る時に今までは「必要」「どちらかといえば必要」「どちらかといえば必要ではない」「不要」といった4つほどの基準がありましたが。そもそものスキルが身につくまでは「いる」「いらない」の2つの基準でいいと思いました。取捨選択をしっかりとし、もっと全体を見られるようになりたいです。

 

Q.今回も素晴らしい目標ですね、ありがとうございます。今回の第3回目の講義でBasicコースは折り返し地点となりましたが、何かこの3回を通して成長したなと思う部分はありますか?
ちゃたろう:実は今回の授業でminutes(議事録)がとっさに出ずに the record of the meeting とごまかしてしまったんですよ。(笑)なので自分はまだまだだなと思いました。基本的な語彙の拡張はもちろんのこと、日々成長していきたいです。

 

そうなんですね(笑)今回もありがとうございました。
毎講義で課題点を見つけ向き合うちゃたろうさん。将来がとても楽しみです。

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テンナイン・コミュニケーション編集部です。
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