ENGLISH LEARNING

Vol.19 ネイティブ感覚がないと前置詞は理解できない?

にしだ きょうご

きょうごのえいご

こんにちは、テンナイン・コミュニケーションの英語講師 西田匡吾です。

前回は「副詞の語法」について解説しました。
■きょうごのえいご 18 副詞の語法 英文法~基礎編~
https://www.youtube.com/watch?v=FqXt-TGTwlQ
副詞をうまく使い、込み入った内容をフレーズとして組み立てるコツをご紹介しました。

今週は「前置詞の語法」について、解説します。

「前置詞」は、日本語で言うと「で」や「に」などの助詞のようなものです。
それもあって、使い分けには「ネイティブ感覚を理解しなければいけない」と言われることが多いです。

「ネイティブ感覚」というと大げさに聞こえますが、我々日本人も「京都に訪れた」でなく「京都を訪れた」と小さいころから自然に使ってますよね?
それと同じで、細かなルールやコンセプトを頭で理解するというよりも、正しいフレーズをとにかく身体になじませることが大事になります。

例えば、次の2つの文に共通の前置詞は何でしょうか。

・a big change ___ the way we work「働き方の大きな変化」
・a small difference ___ size「サイズのわずかな違い」

答えは、inです。change in~「~の変化」、difference in~「~の違い」というように、日本語の「の」が、英語では必ずしもofにならないのもポイントです。

では、こちらにはどんな前置詞が共通して入るでしょうか。

・some information ___ marketing「マーケティングに関する情報」
・some advice ___ the presentation「プレゼンに関するアドバイス」

答えは、onです。information on~「~に関する情報」、advice on~「~に関するアドバイス」というように、こちらのonは「~に関する」という意味になります。

YouTube「きょうごのえいご」では、こうした定型フレーズを数多くご紹介しています。

ぜひ見てみてください!

【英文法~基礎編~】前置詞の語法 きょうごのえいご
https://www.youtube.com/watch?v=hNtkdZv51JQ

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記事を書いた人

にしだ きょうご

大手英会話学校にて講師・トレーナーを務めたのち、国際NGOにて経理・人事、プロジェクト管理職を経て、株式会社テンナイン・コミュニケーション入社。英語学習プログラムの開発・管理を担当。フランス語やイタリア語、ポーランド語をはじめ、海外で友人ができるごとに外国語を独学。読書会を主宰したり、NPOでバリアフリーイベントの運営をしたり、泣いたり笑ったりの日々を送る。

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