ENGLISH LEARNING

Vol.7 仮定法をマスターしよう!

にしだ きょうご

きょうごのえいご

こんにちは、テンナイン・コミュニケーションの英語講師 西田匡吾です。

前回は分詞について解説しました。
■きょうごのえいご 06 分詞 英文法~基礎編~
https://www.youtube.com/watch?v=GrBl68YHMTw
分詞は、「モノはヒトによって~される」という発想がポイントでした。短いフレーズをたくさんつくって感覚を身につけましょう。

今回は「仮定法」について、解説します。
英文法を勉強していると、だいたい仮定法か関係詞で挫折してしまうことが多いようですが、ポイントがわかると意外に簡単です。
仮定法のポイントは、「現実はそうではないのだけれど」という考え方です。そのニュアンスをシンプルな文で伝えられるのが仮定法です。

例えば、「もっと時間があれば資料のチェックをするけど、現実にはその時間がないから無理だ」を英語にしてみてください。
この時、「現実にはその時間がないからできない」とわざわざ言う必要はないんです。英語では、このように言います。

If I had more time, I would check the materials.
「時間がもっとほしい」のは「今」なのに、英語ではhadで過去形になっています。これが仮定法のしくみです。

「現実にはそうではない」というニュアンスを伝えるために、「今」のことなのに、過去形にします。そして「仮定法」だということがわかるように、wouldを使います。

仮定法のしくみに沿って、このように少し言葉を変えるだけで、「もっと時間があれば資料のチェックをするけど、現実にはその時間がないから無理だ」という複雑なニュアンスを、短い文で伝えることができます。
「もし今~なら」という現在の仮定をするために過去形を使ったので、「もしあの時~なら」という過去の仮定であれば過去完了形にします。

このようなしくみを、YouTube「きょうごのえいご」で詳しく解説しています。
ぜひ見てみてください!

■きょうごのえいご 07 仮定法 英文法~基礎編~
https://www.youtube.com/watch?v=G5LJZbIwNh8

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■きょうごのえいご
https://www.youtube.com/channel/UCl_uKZIRixdu1LEcE9QT2UQ

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記事を書いた人

にしだ きょうご

大手英会話学校にて講師・トレーナーを務めたのち、国際NGOにて経理・人事、プロジェクト管理職を経て、株式会社テンナイン・コミュニケーション入社。英語学習プログラムの開発・管理を担当。フランス語やイタリア語、ポーランド語をはじめ、海外で友人ができるごとに外国語を独学。読書会を主宰したり、NPOでバリアフリーイベントの運営をしたり、泣いたり笑ったりの日々を送る。

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