第55回 英語スピーチの仁王立ちは常識!
皆様、こんにちは。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
今週末はいよいよ日本初の試み英語コンベンションです。
エアロビクスでは世界のインストラクターが集まってコンベンションを行い、互いのスキルをさらに高め合いつつ、お祭りのように楽しみます。この様子を見た時に英語でもこんなことができたらと思って提案したことが発端となり、英語コンベンションを開催することとなりました。
初挑戦ということで何時間も先生方と話し合う中でいろんなスピーキングに関する気づきがありましたのでまた皆様にも共有したいと思いますのでお楽しみに。
さて、前回は、英語でのプレゼンテーションでの聴衆への褒め言葉は、例外はあるものの話している自分への評価に投影される効果があるということを説明しました。
今回はプレゼンターの姿勢を考えてみたいと思います。
前回改めて、立ち方の違いを見てくださいとお伝えしました。
まだ見られてない方は下記のリンクから確認くださいね。
Global Audition:
http://talentsearch.ted.com/video/Yayoi-Oguma-Behind-the-scenes-o;TEDTokyo
TEDx東京:
http://www.youtube.com/watch?v=P-ggxpMY9q0&feature=player_embedded
Global Auditionの時には、いわゆるコンパニオン立ちです。
女性らしく、足をきれいに見せるならば有効の立ち方です。
それに対して、TEDx東京はいかがでしょうか?
そう、仁王立ちに近いですよね?
全く女性らしくなく、むしろ逆に見えますよね。
実は、これが説得力高めたい時に効果的な立ち方なのです。
Global Auditionの時には聴衆は200名、それに対してTEDx東京の時には400名、聴衆は二倍かつメディアも多いのはTEDx東京でした。
ですから、それだけ説得力をアップする姿勢にする必要があるのです。
ちなみにこの時にTEDx東京で通訳した全米一の美大、ロングアイランドデザイン美術大学学長のジョン・マエダさんは私の立ち方を見て、こう言われました。
「そうあの立ち方は、テストステロン(男性)ホルモンを増やすんだよね」
さすが、一流はプレゼンテーションの極意を当然のように知っているんですね。
さらに調べてみるとストレスホルモンのコルチゾールも増えるのだそうです。
ということで、より自分が強気になれるのです。
これは体(physiology)が心(emotions)に影響を与える事実を利用したテクニックです。
皆さんもどこかで耳にされたことがあるかもしれないですね。
ある大学で、鬱病の人にスキップされたら、鬱になれなくなった。
落ち込んだ時にスキップしてみると確かに落ち込めなくなります。
さすがにスキップまでは恥ずかしくてできなかったとしても、猫背を直して、胸部を太陽にたてるように上に向けて、堂々と立ってみても同じように落ち込みの気持ちが自信に変わって行きます。
是非、やってみてください。
So if you ever want to look or better yet be confident, don’t drop your head or slouch. Stand firm and own the stage!
ここぞという時に是非、仁王立ち活用ください。
次回は手の使い方について説明したいと思います。
今後は手の使い方についての違いを確認しておいて、自分なりの説明を考えておいてみてくださいね。
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。