ENGLISH LEARNING

第54回 Win winなプレゼンをするコツ!

小熊弥生

世界衝撃TOEIC攻略法

皆様、こんにちは。

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

今週末はいよいよ今年最後の長時間ソロセミナーです。

今回はアルク出版のワルコムワールドの連載最終回を記念してのセミナーです。

私がTOEIC280点の落ちこぼれから、失敗しながら学んできたことを書かせていただいていたのですが、ありがたいことに連載期間中一番人気のあるコーナーだったそうです。本当にうれしいですね。

いわば落ちこぼれ道場のような連載でしたので、セミナーも皆様の悩みを解消するように構成しました。

ハガキはウェブから80の悩みをいただき、そのうちの20個を厳選して4時間の中で解決していきます。

•つい忙しくて誘惑に負けてしまいます。どうしたらモチベーションが維持できますか?

•本当に効果のある、自分にあった勉強法が知りたい

•忙しい毎日の中でどうやったら成果の出る英語学習ができますか?

•中高年ですが年齢的に、英語をやっても間に合いますか?

•英語を使う機会がありません。どうしたらよいですか?

•帰国子女じゃない、留学したことがないといったハンデを乗り越えるにはどうすればよいのでしょうか?

•一回で聞き取れません。対策はありますか?

•TOEIC900点を超えるリスニング力を身につけるにはどうしたらよいでしょうか?

•英語の質問ではないですが、どんな風にキャリアを積んだのか?

•やる気のスイッチは入りますが、どこから始めたらよいかわからない。

•子育て、犬のしつけに使える英語はなんですか?

•電話会議など顔が見えない時、聞き取れません。声もぶつぶつ切れますし、どうしたらよいですか?

•英単語の覚え方。繰り返しはわかるが、繰り返すモチベーションがあがらない。

•発音で苦労したことを教えてほしい。RとLとかsとthとか。

•せっかく得た英語を使う機会になると地蔵状態になる。対策と思って英語番組をみているが、全然頭に入らない。

•どうしても直訳調の日本語になってしまう。最初から英語で組み立てるには?

•臨場感あふれる話がしたいと思いながら、いつもしゃべってます。この雰囲気を伝えるにはどういったらいいんだを見つける辞書、参考書はありますか?

•できないという自分のメンタルブロックを壊したい!

•始めた頃は楽しかったのに今となっては苦しい。

•最初と最後に引きつける言葉はありますか?

これは私も悩んでいるというものがあれば、是非、下記から申し込んでセミナーにいらしてください。

http://www.alc.co.jp/event/13/0721/

さて、前回は、英語でのプレゼンテーションで聴衆の心を一つにする質問は自分のプレゼンテーションが解決する問題を疑問文にして投げかけることだということを説明しました。

今回は前回の私の例の最後にあった、Excellentを言うことによって得られる効果を考えてみたいと思います。

Excellentと言われたら、言われた人はどう思いますか?

あなたはほめられるとどう思いますか?

中にはくすぐったい気持ちになるや、嫌だと思う人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は喜びますよね。

そしてその喜んだ状態は、講演をしているあなたにも反映されるのだそうです。

ん?となりましたか?

あるカフェに入って笑顔で迎えられたときに、あなたはどうしますか?笑顔で帰る人がほとんどではないでしょうか?

ということで、人間の自然な反応として与えられたものをそのまま返す習性があるのです。(もちろん例外はあります!)

ということで、excellentということで、聴衆も講演しているあなたのことをexcellentと思う確率があがるのだそうです。

面白い法則ですよね。

次回皆様も英語でスピーチをする時に、是非、聞いてくれている人をほめる言葉をちりばめてくださいね。

では、次回は立ち方についてお話をしたいと思います。

またまたグローバルオーディションの時の立ち方とTedx東京の時の立ち方を比べてみて、違いを確認してくださいね。

Global Audition:

http://talentsearch.ted.com/video/Yayoi-Oguma-Behind-the-scenes-o;TEDTokyo

Tedx東京:

http://www.youtube.com/watch?v=P-ggxpMY9q0&feature=player_embedded

次回、なぜ変えたのかを説明しますのでどうぞお楽しみに。

ちなみにこの時にTedx東京で通訳した全米一の美大、ロングアイランドデザイン美術大学学長のジョン・マエダさんはすぐにこの違いに気づかれました。

さすが、一流はプレゼンテーションの極意を当然のように知っているんですね。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

Written by

記事を書いた人

小熊弥生

同時通訳者。ビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わってきた。アンソニー・ロビンズ(世界的ベストセラー作家)やノーベル物理学賞受賞者の来日講演、F1ドライバー(ヤルノ・トゥルーリー)の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見など、数々のイベントでも通訳をつとめる。 短大入学時点では、英語力は平均以下だった(英検四級、TOEIC280点)。それが独自の勉強法を駆使した結果、3年後には通訳デビューを果たす。フジテレビ番組『世界衝撃映像社』に、「通訳」としてレギュラー出演。

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