ENGLISH LEARNING

第49回 Half Cup Full or Half Cup Empty

小熊弥生

世界衝撃TOEIC攻略法

 皆様、こんにちは。

 皆様はいかがお過ごしですか?

毎日少しずつ暖かくなってきて春の到来を感じますね。

 次回のワークショップですが、前回のワークショップのアンケート結果でボキャビルへのニーズがかなりありましたのので、もともと予定していたビジネスとボキャビルを足して、即ビジネスで使えるボキャビルワークショップとしました。開催日は4月21日です。

 英語ができたら将来の可能性があがると知りつつ、どこから始めたらいいかわからないという方から以下のような方まで、幅広い方々にお勧めです

■単語がとにかく覚えられない、覚えるのが苦痛という方

■英語を勉強したいけれど、どこから始めればいいのかわからない方

■頑張って単語を覚えても、すぐ忘れてしまう方

■語彙力不足がリスニング力やスピーキング力アップの足かせになっている方

■上司が突然外国人になって困っている方、あるいはその可能性がある方

■社内用語が英語になって困っている方、あるいはその可能性がある方

■今のところ仕事で英語は必要はないけれど、社内的にグローバルという言葉がよく伝われるようになったという方

■いつか英語でビジネスをしたいという希望がある方

■英語ができるようになって将来の不安をなくしたい方

■キャリアの選択肢を増やすために英語ができるようになりたい方

■沢山時間を割いたのに、ビジネスシーンで英語が使えるようになっていない方

■英語力はある程度身に付けられたが、どうやって仕事に結びつけたらいいのかわからない方

■英語は得意でも、もっと効率よく勉強したいと思っている方

 などなど初級者にはわかりやすく、中級、上級者はこれまでの努力で乗数的に結果が出せるようになる、とってもおすすめなワークショプになっておりますので、是非、ご参加ください。

 会場で直接皆様に語彙を増やす楽しさをお伝えできるのを楽しみにしております!

http://eventregist.com/e/ogumayayoiworkshop0421

 前回はトラウマの克服の第一歩は自分の語学を勉強するという自分の努力を自分が認めることからだとお伝えしました。

 自分を大切にすることについて考えてみましたか?

いかがでしたか?

 わがままになるという意味でもなく、傲慢という意味でもなく、自分を大切にするということは意外と英語以上に難しいことかもしれませんね。

 自分自身を大切にする感覚を持つという土台ができたという前提で次の段階に進んでいきましょう。

 次に考えていただきたいことは、つらい過去の経験の在処(ありか)です。

どこにありますか?

 えっ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

その過去は自分の記憶にしかない、自分の脳の中の記憶にすぎないわけです。

 そしてそれに対してつらいという感情を感じてるのは誰でしょう?

実は、自分なんですよね。

 ある事象に対して解釈を与えて、悲しいとか悔しいとかうれしいなどの感情を持っているのは自分であるという事実に気づいてください。

 この事実に初めて気づかせてくれたのはスティーブン・コヴィー(七つの習慣著者)でした。その後も、私が定期的に通訳しているアンソニー・ロビンズも言っていることなので、人間として人生を生きている限り、これは英語の学習ということだけでなくて、いろんなことが起きる中で、重要な気づきであると思っています。

 というのも、この事実に気づけると、事象と自分の感情の間にスペースができるので、このスペースが自分を自由にしてくれ、そして、自分の人生を豊かにしてくれるのだと私は思っています。

 なぜならば、このスペースを活かして、自分が主体となってその事象に解釈を与えて、どの感情を自分が感じるかを決めることができるからです。

 英語で、half cup empty, half cup fullという表現があるのはご存知でしょうか?

 水が半分入っているコップを見て、「半分しか入ってない」と解釈するか、それとも「半分も入っている」と解釈するかによって、あなたが悲観的か、楽観的かを判断することができるよという、米国でよく使われる表現です。

 自分の持っているスペースを十分使って是非、fullを感じられるようになってください。

 といっても苦しいと思っていることを、無理矢理よく解釈することは難しいと感じるかもしれません。

 そのやり方についてはまた次回お話をさせてていただきたいと思います。

 今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

Written by

記事を書いた人

小熊弥生

同時通訳者。ビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わってきた。アンソニー・ロビンズ(世界的ベストセラー作家)やノーベル物理学賞受賞者の来日講演、F1ドライバー(ヤルノ・トゥルーリー)の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見など、数々のイベントでも通訳をつとめる。 短大入学時点では、英語力は平均以下だった(英検四級、TOEIC280点)。それが独自の勉強法を駆使した結果、3年後には通訳デビューを果たす。フジテレビ番組『世界衝撃映像社』に、「通訳」としてレギュラー出演。

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