第29回 隙間時間の見つけ方、活用法&時短勉強法!
皆様、こんにちは。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
さて昨年の10月に発売された本「TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール」のおかげで、二冊目の本、「英語が面白くてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法」も今月中に出版の運びとなりました。
本当に沢山の方にご愛読いただいたおかげです。本当にありがとうございます。
そこで二冊目の本の出版を記念して40名限定でセミナーも開催することになりました。
既にキャンセル待ちにはなっておりますが、まだ参加できる可能性も残っておりますので、もしどうしても参加されたい方は下記のリンクよりお申し込みください。
キャンセルが出次第、ご連絡させていただきます。
http://www.ogumayayoi.com/seminar/20120427/
さて、前回は、挫折とさよならするためには、丁寧な自己分析が重要ですというお話をしてきました。
自分にあった学習法も見つけられますし、何より自分にあった目標も立てられますから、達成した後も満足度が高いのです。
実際、私自身も自分に向いてない目標を力づくで達成して、あまりハッピーになれなかったという失敗を何度もしていますから、どうぞ、ここは「英語の勉強になぜ自己分析?」とは思わずに丁寧に何度もやり続けてくださいね。
さて、今回は隙間時間の見つけ方、その活用方法についてお話していきたいと思います。
時間がない、これは私は今でもそうですし、初めて真剣に英語をトフルゼミナールで勉強した時にも9時〜12時過ぎまでは授業で、午後はパーティーコンパニオン、夕方はホテルのラウンジコンパニオン、夜は高齢者向けの介護ホテルでアルバイトしていましたから、朝帰るのは6時頃、8時過ぎまで仮眠して学校という毎日を送っていましたので、机に向かって勉強できる時間は授業時間とホテルの夜勤の休み時間のみでした。
後の英会話講師の時も夜11時〜4時半までジョナサンで勉強して、5時〜10時まで寝て、11時半から夜10時まで働くというそんな生活でした
もちろん若かったからできたというのは絶対あるとは思います。
でも、そんな中でTOEICを280点から半年で805点、950点とあげていく事ができたのは隙間時間の活用のおかげだと思います。
という自分の体験の中で見つけた隙間時間は
・信号待ち時間、50秒
・電車待ち時間、数分から10分
・エスカレーター、1分
・シャワー時間、5分
・寝る前、10分
・トイレ、1分
・歩行時間、数十分
・寝てる時間
・お昼を注文して待ってる時間、5分
・電車に乗ってる時間、1時間
こういう時間でも実はとっても効率よく勉強することができるんです。
信号待ち時間では、財布に入れておいた名刺大の紙に覚えるのが大変だった単語を書いてぶつぶつ音読。
電車の待ち時間では、ペーパーバックを乱読。待ってる時間で読んでたので、辞書は使わず大量にとにかく読むことで英語の目からのシャワーを浴びる感じでした。
エスカレーターはプリティーウーマンを聞きながら、頭の中で成りきりシャドーイング。
シャワー時間は類義語と反意語を書いたA4サイズの紙を透明のフォルダーに入れてシャワーヘッドホルダーの下に貼付けて、頭を洗う時に覚えられない単語をぶつぶつ。
寝る前の10分は六畳の部屋中に、A4サイズの紙に単語を書いて音読してから寝ました。
トイレも同じく単語ぶつぶつ。
歩行時間はエスカレーターと同じ。
寝てる時間も同じ。ただし、プリティーウーマンの時は良く寝られましたが、CNNにしたら、戦闘シーンが夢に出てきてうなされました。
お昼を注文して待ってる時間、5分もペーパバック大量読み。この時も辞書は使わず、とにかく想像しながら読んでました。
電車に乗っている時間も同じ。
と、上記を皆さんにも同じようにやってくださいというわけではないですが、是非、今の生活の中でどういう時間があるかを書き出してみてください。
朝起床時間、歯を磨く時間、シャワーの時間、朝ご飯を食べる時間、着替える時間、ニュースをチェックする時間、駅までの徒歩時間、電車待ち時間、電車に乗っている時間、駅から会社の席につくまでの時間などなどどんどん書き出してみてください。
私も大好きで使ってる佐々木かをりさんのアクションプランナーのような縦型の予定表を使ってる人であれば、それを見ながら隙間時間をどんどん書いてもいいと思いますが、それだと見逃してしまうような時間も勉強には実は使えますから、一度は書き出すというのは、やってみてください。
そして書き出したら今度はどの時間で何をするかですね。
目標に合わせて考えていけばいいことは、もうブログでも何度も書いているので分かってもらっているかと思います。
先ほど書いたのは、以前私がやっていた勉強法ですが、現在はこんな感じです。
バスの待ち時間はスマホでニューヨークタイムス1分速読。
朝のお風呂、準備時間はBBC聞き流し。
歩行時はiTunes Uで仕事に関連する授業をダウンロードして聞き流し,
或は頭の中でシャドーイングか同通。
ジムのスタジオプログラム中、片耳はThe secretを聞き流し。
電車の中で単語帳をみて頭に入れる。
ジムでトレッドミルを歩きながらテレビ番組を頭の中で同通。
私はできなかったんですが、通訳仲間で歩きながら本を読む、電車で英語のオーディオブックを聞きながら、そのオーディオブックの翻訳版を日本語で読むという方もいらっしゃいます。
時短での勉強方法としては
日本語で概念を入れてから、読む、聞く。
例えばウィキペディアもまずは日本語でざっくり読んでキーワードや概念を頭に入れてしまう。
その後、左の横にある言語の一覧からEnglishを選んで読む。
とするとキーワードが既に日本語で頭に入っているので辞書で調べなくてもどの単語がどういう意味なのかがすぐ分かるので、時短勉強になります。
それからyoutubeで例えば半導体のような自分が知りたいことを説明している動画を見つけて見るのも、視覚的な情報のおかげで辞書を調べずに概念を自分が理解できるので、これも時短勉強としてオススメです。
エクセルで知りたい単語をどんどん入れて言って、Google翻訳で一気に英語にして、自分だけの単語帳を作るもの一つ一つ検索するよりも早くできるので、時短勉強法として気に入っています。もちろん単語でない場合は精度は落ちるので、コツはできるだけフレーズではなくて単語だけにしておくと精度があがるので使いやすいと思います。
ということで今回は隙間時間の見つけ方、活用方法とそれに関連して私が活用する時短勉強法を紹介いたしました。
次回は目的別にどんな勉強法があるのかを紹介していきたいと思います。
どうぞお楽しみに。