「世話をする」に”take care of”はNG!
○月○日、半導体メーカーに勤めるYさんは自身が率いているプロジェクトチームについて上司から質問を受けていました。
チームメンバーの仕事振りに満足しているYさんは、その事情を伝えていましたが、その時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。
◆NG文◆
My team members are very proactive and quick learners. I don’t have to take care of them much.
(私のチームはとても主体性があり、覚えも早いです。あまり細かく世話をする必要がありません。)
take care ofは「~世話をする・面倒を見る」という意味で使われますが、「親が子供を/ペットを」身体的な意味で世話をする、というニュアンスが強くビジネスの場面では向いていません。
◆オススメ英語◆
My team members are very proactive and quick learners. I can be hands-off with them.
(私のチームはとても主体性があり、覚えも早いです。あまり細かく世話をする必要がありません。)
≪ポイント解説≫
仕事に関して細かく口出しをしない状態をhands-offといい、逆の状態をhands-onと言います。
■hands-off: 細かく口出しをしない
例) My new boss is very hands-off and she lets me do my work on in own way.
(私の新しい上司は細かく口出しをしない人で、私のやり方で仕事をさせてくれます。)
■hands-on: 直接業務にかかわる、細かい指示出しをする、実践的な
例) We need a new hands-on approach to supervise the people at the factory better.
(工場の従業員をよりうまく監督するためには、もっと細かい指導をするアプローチが必要です。)
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