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「1対1」に”man to man”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、プロジェクトリーダーを務めるMさんは自身のチームメンバーにそれぞれのパフォーマンスについて個別にフィードバックをすることに決め、その旨をミーティング内で発表しました。
しかし、そこで通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I’ll have man to man meetings with all the team members.
(チームメンバー全員と1対1のミーティングを持とうと思います。)
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「マンツーマン」 と日本語で聞くと、ただ単に「1対1で」の意味になりますが、英語では「腹を割って話す」というニュアンスになり、「man to man meetings」と言うと、「いったいどんな話をされるんだろう」と相手を不安にさせてしまいます。(単語の通り「男対男で腹を割って話そう」という、たくましい響きがありますね。)

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I’ll have one on one meetings with all the team members.
(チームメンバー全員と1対1のミーティングを持とうと思います。)
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≪ポイント解説≫
「1対1で」と表すにはone on oneという表現が一般的で、上記のようなシチュエーションの場合は、以下のような言い方があります。

■face to face (対面で)
I’ll have face to face meetings with all the team members.
I’ll speak to all the team members face to face. ※face to faceを副詞として使っています。
(チームメンバー全員と対面形式のミーティングを持とうと思います。)

■individually (個別に)
I’ll meet with each team member individually.
I’ll talk to everyone individually.
(皆さんには個別にお話しするつもりです。)

 

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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