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「大丈夫」に”OK”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、大事なプレゼンを前にHさんは少し緊張していました。
そこで外国人の同僚Mさんから「Are you OK?」と声を掛けられたのですが、その時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I’m OK.
(大丈夫です。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

「大丈夫」には「あぶなげがなく安心できるさま」や「強くてしっかりしているさま」のニュアンスがありますが、OKという単語にはありません。
OKは「良くもないが、悪くもない」という状態を表す言葉で、I’m OKと言うと場合によっては聞き手に不安を与えてしまいます。

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I’m all set.
(大丈夫です。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

≪ポイント解説≫
all setは「すべてがあるべきところに落ち着いている」「そのままで大丈夫」という文字通りの意味です。つまりプレゼン前にI am all set.と言えば、「準備万端。いつでもプレゼンができるよ。」という意味になります。
他にもall setは以下のような場面でも使えます。

職場で同僚に手伝いが必要か聞く時
Are you all set?
(何か手伝いましょうか?)

フライト中・レストランなどで飲み物のお代わりを聞かれた時
No, thank you. I’m all set.
(いいえ、結構です。ありがとう。)

レストランでチップ分を含めたお金を支払う時(例:17ドルのお会計に20ドル札を渡す)
Here you are. You are all set.
(どうぞ。お釣りは結構です。)
※「あなたはそのままで大丈夫。お釣りはいりません。」という意味

 

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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