ENGLISH LEARNING

”discuss”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

〇月〇〇日、重要な議題を話し合う営業会議が始まろうとしていました…。
通訳者Aは社員Bさんがアジェンダの最初の議題を紹介した時にNG英語を聞いてしまったのです。

間違い…という訳ではないのですが、「惜しい、あの単語を使っていれば場が引き締まったのに」と通訳者Aは思ったそうです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
We need to discuss the drop in sales in China.
(中国での売上減少について話し合わなければいけません。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

discussは「~について話し合う」という意味ではありますが、あくまで「話し合い」の域を出ません。

実はdiscussに比べ、より「「何らかの対応を前提とした議論」というニュアンスを伝えることができる単語があります。

◆お勧め英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
We need to address the drop in sales in China.
(中国での売上減少について話し合わなければいけません。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

※今日のキーフレーズ
「address」
(~について議論する/対応する)

「address the issue(問題に対応する)」という使い方からもわかる通り、「address」には「対応する」という意味があります。

「話し合いで対応策を見つけ、それに取り組む」という意思表示をする場合には、「address」を意識して使うとよいかもしれません。

Written by

記事を書いた人

ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

END