「視野に入れて」はこう訳す
みなさん、こんにちは!
今週の日本語表現は『視野に入れて』です。
「視野に入れる」には、(1)将来起きそうなことに対して事前に準備する、(2)判断をする際に、ある事柄や可能性を考慮するという2つの意味があります。
●「物理的な故障やコンピュータウィルスなどによるデータ喪失を視野に入れて、定期的にバックアップを取ることをお勧めします。」
Backing up your data regularly is recommended, given the risk of data loss due to physical breakdown or computer viruses.
given the risk of = ~の危険性を考えて
●「海外展開を視野に入れて、英語に対応したウェブサイトも作成する。」
We will also build an English website taking into consideration overseas expansion.
Keeping future overseas expansion in mind, we will also build an English website.
take into consideration = 「~を考慮して」
keep in mind = 「~に留意して」
この原文の場合は、take into considerationとkeep in mindのどちらも使うことができますが、「物事を考慮する」度合がやや異なります。
take into considerationの場合 → 将来的に「海外展開」することを強く念頭に置いている
keep in mind の場合 → 「海外展開」は他にもいくつかある選択肢の中のひとつで、「起きるかもしれない」程度の可能性
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