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少年サッカー
数ヶ月ぶりに日本に帰国した数日後より、3泊4日で福島県へサッカーの合宿へ行ってきました。7年位前から、週末で時間のある時にコーチとして手伝っている地元の少年サッカーチームに帯同しました。小学1年生から6年生までの40人を超える選手と、5人のコーチを含む約50名が参加した大きな合宿でした。
少年サッカーチームですから、時には水遊び、スイカ割りなどのイベントを用意したり、夜には花火をしたり、最終日には小学生とコーチチームが対戦するスペシャルイベントなど、朝から晩までサッカーをするわけではありませんでしたが、チームの仲間と寝食を共にし、サッカーに集中する環境は、選手たちにとって、毎週末の練習とは全く異質の経験だったに違いありません。
高学年の選手が低学年の選手のリーダーを務めたり、低学年の選手もできる限りの手伝いをしたり、サッカーだけでなく、個人の自主性や考える力を養う機会でもありました。
今年は初めて私が合宿に参加できたため、ゴールキーパー専門のトレーニングも行いました(私はゴールキーパーを約10年間務めていました)。5人のゴールキーパーは始めて特別なトレーニングメニューに従った練習を行い、どの選手も数日間で目に見えた成長を遂げました。
4日間をチームと過ごし、無事に合宿を終えた選手達の顔は満足感に満ち溢れ、帯同したコーチ陣も非常に合宿のトレーニングの効果を体験できた、有意義な時間でした。もちろん今回の合宿に参加した約40名の選手のうち、高校や大学でサッカーを続ける選手は半分程度に減ってしまうことは理解しています。しかし集団生活の意義や楽しみ、辛い練習を乗り越えた達成感、スポーツの楽しさなどを覚えてくれることを願っています。