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日本食は好きですか?
通訳の仕事と言えばビジネス関係のミーティングや研修がメインですが、時には会食同行等食事の席に参加することもあります。今までの印象ではほとんどの外国人ビジターの方々(*ベジタリアンを除く)に好評だったのが「しゃぶしゃぶ」(王道。しかもゴマダレ)でしょうか。あと「トンカツ」(これもある意味直球)も好きな方多し。私の以前の上司(オーストラリア人)もお昼になるとせっせとトンカツ弁当の入ったオレンジの袋を提げてオフィスに戻って来る姿を目撃されていました(そしてなぜか皆私に報告する)。さらに多くの方々に大絶賛だったのは「マルセイバターサンド」。ほほうあの味がわかるとは...。
あと外国人の方から日本食に対するコメントとして何回か聞いたのが「どこまでが食べられてどれが食べられないのがわからない」。→あまりにも盛り付けが美しいのでどこまでが可食部分なのかわからないそうな。刺身のツマやら(OK)菊の花やら(一応OK?)おかずの下に敷いた笹の葉とか(NOT OK)まだ生きてる魚とか(微妙)はたまた銀杏に刺さってる松の葉はどうなんだ、とか。
知り合いの通訳の方から聞いた話ですが、海外からビジターの方がいらした際にお茶菓子でさくら餅が出されたそうです。葉っぱをはがして食べようとする皆さんに「いえいえこれは季節のお菓子でこのまま食べられるんですよ」と説いていざご自分も食べようとしたらそれは実は”柏餅”だったそうな。しかし時遅く神妙な顔で柏の葉をもしゃもしゃと咀嚼する努力をされているビジターの方々を見守った方がいらっしゃるそうです。