獲れたての新鮮な刃物を湯引きにしてみました。
ブラジル人もドイツ人も帰国しほっと...もとい、さみしいですねー。皆さん無事母国に戻られたのでしょうか。「帰ったら家族に見せるんだ!」とうきうきと日本のお金を全種類デジカメで記録していたブラジル人ビジター。写真を見てついぽろりと「ふふ。残念だけどこれではコレクション完璧じゃないですねー」...はっ。今私は何かすごく余計なことを言った気が。→数分後オフィスにいる全員が一斉に各自財布を開けて2千円札が無いかどうか確認するガサ入れ状態に(「あったか?」「ダメだ!」「誰かコンビニのATM行って下ろして来い!」)。あああすいませんすいません。
先日は久々に会議+会食のお仕事があり、今回はアメリカ人のビジターの通訳をさせて頂きました。ビジネスからスポーツから何のトピックが飛び出すかわからないという意味では会議より広いボキャブラリーを必要とされるのが会食では。しかも食べながらの通訳(人によっては全く召し上がらない通訳の方もいらっしゃるようですね)。そして今回食事中に私の弱点である「ゴルフ」の話に...しかも「野球」との2本立て。どちらのスポーツの選手の名前もルールも馴染みがないので(ゴルフってどういう風にスコア付けるのでしょう?レベル)正直どっちの話をしているのか自分でもよくわかっていないままでの通訳。もしかしたら「イチローナイスショットでした」的なとんちんかんな事を言っていたかもしれません。何とか切り抜けた(厳密には切り抜けていないかもしれないのですが)次の話題が「日本食」。これも外国人ビジターとの会話でよく出るトピックなのですが、通訳の方ならご経験があるかと思いますが難関は「魚の名前」。とりあえずお寿司屋さんの湯のみの世界を想像して下さい。しかも今回出たのがよりにもよって「はも(鱧)」。お恥ずかしながら英語名がわからなかった私は「白身の魚で、この位のサイズで、京都の料理に使われる食材で」と四苦八苦。それを見たクライアントの日本人の方が助け舟を出して下さって「僕が電子辞書持っていますから調べましょう!...えーと、”カトラリー”?」。ありがとうございます。でもそれたぶんはものです。
続いてアメリカ人ビジターが「この間日本に来たときヘンなものを食べさせられた」と神妙な顔をして言うのでよく聞くと「ウナギみたいなんだけどもっと短くて中身が透けて見えてそれが鍋にぎっしり入ってて...」全員「ああ!ドジョウだね!」。また英語名に詰まるダメ通訳。うっとなる私を見て何を勘違いしたのかみるみるうちに表情がこわばっていくアメリカ人。「やっぱりあれは...虫だったのか!」。
明日も会食(ランチ)です。一体何のジャンルを予習して行ったら良いのでしょう。