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大変身。

背番号8

通訳・翻訳者リレーブログ

あまりにも私的な話なのでここに書いていいのかどうか悩むところですが、先日久しぶりにフットサルの練習に顔を出したところ、ばっちり化粧+ネイルぴかぴか+ラブリーなピンクのジャージ上下できめた知り合いを発見。スポーツに長い爪やらフルメイクどうこうというのはここでは論点ではありません。格好もまあアリかなと(以前ルーズソックスでプレイしてたツワモノもいたし←危険なのでマネしないように!)。ただ1つ気になったのが、前回会った時は彼、男性だったのですが。

公務員だった彼(彼女)は仕事を辞めて今は別の資格を取るべく学校に行き直している努力家。ただしここ数ヶ月服装がフェミニンになってきたなあ、学校に行き出した勢いでオサレデビューか?とのんびりと思っていたところ、久々に会ったら完全に女性として生きる決断をした模様。自費(保険外)でホルモン注射もしているとのこと。名前も「ひろゆき(仮名)」から→「ひろみ(仮名)」といった感じに変更。戸籍上の変更も手続き中だそうな。話し方も仕草もまんま女性(いや私よりしゃべり方柔らかいかも)。….い、いつの間に?!

仕事や人生に関する判断は人それぞれであって当然であり、誰もが自分が一番快適に生きて行ける選択をする権利はあると思いますし、その中には性別も含まれるのでしょうが、正直身近では初めてのケースなので(←たぶんそんなにしょっちゅうはない)何と言ったらいいものか、「ありのままを受け入れるべし」と思いつつもジャージの上着を脱いだ際の彼の女性らしい体型(=ホルモン注射の成果)に言葉を失ってしまいました。器小さくてすまん、自分。なんせついこの間までがっつりサッカー&フットサルしてた(しかもポジションはキーパー)姿を見てただけにこの大変化に周りも動揺。でも本人に悲壮感は全くなくむしろ今までより活き活きしている姿を見ると本人が幸せならいいのかなあという気も。もちろん本人の選択をリスペクトするつもりではいますが、チームメイト達はセミリタイヤ宣言をした彼(彼女)の代わりに新しいキーパーを探さないと!と多少悲しげな様子….。

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背番号8

イギリスに長期留学後、インハウス通訳者として数社に勤務。現在は、フリーランス通翻訳者として活躍中。若手通訳有望株の一人!

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