BLOG&NEWS

秋めくマンハッタン

昼顔

通訳・翻訳者リレーブログ

秋気を感じながらも見事な快晴の週末。
これから訪れる本当に怖い極寒を考えると、今こそ、外出してこの美味しい空気を満喫しなくては!と弾む気持ちで外出三昧です。

まずは全国規模のダックス友好総会。噂には聞いていたものの、特に情報も仕入れていませんでした。たまたまこの総会前日に偶然路上で出会ったダックスのオーナーが教えてくださったので、早速、半年に1回開催される総会なるものに参加してみました。

彼女曰く、米国東海岸一の総会なので近郊を含め500匹は来ると豪語。私は「そりゃ、ないだろ?!」と思いつつも、まぁ、そこは検証しなくとも自ずと分かるとあえて突き詰めませんでした。

どこを見てもダックスばっかり。思わず、微笑ましくって笑っちゃいそうになります。確実なのはどの飼い主も自分の犬が一番可愛いって思っているところでしょうね!?

気の早い飼い主たちの中には、一足早めの仮装に力を入れる輩もいましたね。500匹は大袈裟ですが、200匹は参加していたと思います。犬種の中でも煩くて落ち着きないダックス。出来の悪いのが我が犬のみの問題ではなく、犬種そのものの性格だと確認できたのは収穫でした(笑)。

そして秋の憩いの場といえばセントラル・パーク。
今回はセントラル・パーク内でも必ず訪れるBow Bridgeを紹介します。映画やTVドラマでもよく登場するこの場所。夕暮れ時に水面にぼんやりと映る橋の姿をベンチから眺めるのが好きなんです。

実は公園内に設置される数多くのベンチは、「Adopt-a-Bench」プログラムを通じ、個人の寄付から公園内の至るところに設置されています。ベンチ自体の設置は7,500ドルから可能ですが、設置場所指定+セリフ入りプレート付でのベンチは25,000ドルからだそうです。うーん、若干、お値段が…と思っていたら、こういうプレートを発見!

「うぉ、これってプロポーズのベンチじゃない!どこの誰だか知らないけど、マイケル、あんた、やるじゃない!」とこちらまで嬉しくなってしまました。

来るべきNYの冬。完全武装しても寒くてどうしようもないはず。ならば、季節の良い美しい秋の期間に公園内を心行くまで散策しておきたいと思います。

Written by

記事を書いた人

昼顔

外資系金融、在ジュネーブ日本政府代表部での勤務を経て、外務省職員として採用。帰国後は民間企業にてインハウス通訳者としてキャリアを積み、現在は日英仏フリーランス通訳者として活躍中。昨年秋からはNYに拠点を移す。趣味は数年前から再び始めたバレエと映画鑑賞と美味しいモノの食べ歩き。

END