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All I Want for Christmas

仙人

通訳・翻訳者リレーブログ

「クリスマスの歌」として何を思い浮かべるかを聞くと、結構その人の年齢や、どういう生活を送ってきて、どういう趣味なのか、つまりは自分と話が合う人かどうかがわかると思いませんか? もちろん、ジングル・ベルとか、さらにはもっとオーソドックスな曲を連想される方も多いとは思いますが、私にとってのクリスマスソングの代表は、”Happy Christmas(War Is Over)”ジョン・レノンとオノ・ヨーコのあの曲です。中学生の頃”Happy Christmas, Yoko”-”Happy, Christmas, John”という出だしのささやきを友だちとよく真似ていたことやその情景が頭に浮かびます。
私より少し若い人がワム!のLast Christmasだと言うのは、とても納得します。今聴くと、ジョージ・マイケルって才能豊かだったんだなあと改めて思います。去年だったか「ジョージ・マイケルの素顔」とかいうドキュメンタリー映画があって、映画を観たわけではないのですが、彼が『ボヘミアン・ラプソディ』を歌う部分のフィルム・クリップを目にする機会があり、歌手としてのすばらしさも、再認識しました。クイーンの曲は、どうしようもない天才ボーカリストのフレディ・マーキュリーが歌うことを前提にして成り立っていて、他の人が歌ってもフレディって本当に歌がうまかったんだな、と感じるだけ、下手するとカバーした人の歌唱力のなさだけが際立ったりします。しかし、G・マイケルのはheart & soulが伝わってきて、やはり音楽シーンに戻ってきてほしいなあと思ってしまいました。
ライブ・エイドの二番煎じみたいなので”Do They Know It’s Christmas?”とかいうのもあって、これにもG.マイケル参加してたような気がするんですけど、ちょっと押し付けがましさが好きじゃなかったかな。もっと若くなるとマライア・キャリーとかでしょうかね。なんだかんだ言っても、この曲も結構好き。
ああ、サンタが街にあふれてるなあ。

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仙人

大学在学中に通訳者としての活動を開始。卒業後は、外資系消費財メーカーのマーケティング分野でキャリアアップ。その後、外資系企業のトップまでキャリアを極めた後、現在は、フリーランス翻訳者として活躍中。趣味は、「筋肉を大きくすることと読書」

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