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職業病?

仙人

通訳・翻訳者リレーブログ

内転筋が肉離れ寸前という話を先週しましたが、いろんな人から勧められてついに整骨医に診てもらうことにしました。普通の整骨医は、患者にお年を召した方が多く、長時間待たされる間、膝の水を抜く話につきあわされるのに、気が滅入るので避けていたのですが、近くにスポーツリハビリが専門の元サッカー少年がやっている医院ができたので、それなら、と診てもらうことにしたのです。
ついでに、長年職業病としてあきらめている腱鞘炎についても、痛みが取れないんですよね、と話すと、診てくれました。数分後に、「捻挫してますね」え? 「腱鞘炎じゃないです」考えてみたら、最初に痛み始めたのは、手首を変な方向にねじったまま体重を手で支えたとき。「ゆっくりと曲げると、痛っ! という感覚がないため、その無理な姿勢を続けることができ、結果的に捻挫します」なるほど。「そしてその軽い捻挫状態で、腕立て伏せや、マシーンでウェイトを上げるようなことを続けると、捻挫がどんどん悪化します」どき。まさにそれです。「当分、手を曲げた状態で負荷がかかるような運動は、厳禁です」「手を曲げずに、こぶしで体重を支えて腕立て伏せしてるんですけど」「論外です!!! 捻挫はひどくなっても治りますが、手の甲の骨が折れるともうダメですよ。捻挫してるので力が入りにくくて、いつぐしゃっといくかわかりませんから!」わかりました。
腱鞘炎ではなかった。つまりは、それほど仕事をしているわけではなく、ジムでの運動が過ぎた、ということではないですか? ショック。翻訳者の宿命だわと、自己憐憫&自己陶酔にひたっていたのに。腱鞘炎に悩むほかの翻訳者の方から、テーピングやなんやらいろいろ教えてもらったのに。ただ、ただ、重いウェイトを上げるなということだったなんて。
腱鞘炎だと思っている翻訳者の皆さん、あなたもジムの通いすぎによる捻挫かもしれませんよ。

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記事を書いた人

仙人

大学在学中に通訳者としての活動を開始。卒業後は、外資系消費財メーカーのマーケティング分野でキャリアアップ。その後、外資系企業のトップまでキャリアを極めた後、現在は、フリーランス翻訳者として活躍中。趣味は、「筋肉を大きくすることと読書」

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