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考えさせられた今回の2008年初フライト

フレッヒ

通訳・翻訳者リレーブログ

お正月の取り直し、ソウルに行って参りました。
でも、今回何がビックリしたって、航空会社の不手際に行きも帰りも遭遇して、それに一番ビックリ・ガッカリの旅でした・・・。

行きはメンテナンスの不手際で登場時間になっても案内がなく、もうしばらくお待ち下さいとのアナウンス。出発時刻が過ぎてようやくメンテナンスに不手際があり、再調整中との事。そのアナウンスが30分ごとにあり、結局3時間待たされた所で、やっぱり原因自体が分からないとの事。機内の後方にある非常時のランプが点かないらしかったのですが
どうしてもどこでそうなって点かないのか分からないって・・・。3時間経っていて、どう言う事なのかさっぱり分からず。

その時点で、またはその間に振り替え便を用意するとか何か他に対策は合ったと思うのですが、結局6時間後の16時には出発できますと言われ、また待たされました。やっぱり原因が分からなかったので、便を振り替えますと。

そして6時間後、違うゲートに移動してくださいとようやくアナウンスがあった所で、やっぱり直りましたので今からもう一回機材を積み替えますから、再度お待ち下さいって。涙

相方の予想では、シフトで変わった他の整備員が来て見たら一瞬で直ったとか、肘蹴りで急に点いたとかそんなんだよと。私もそんな気がしました・・・。

わざわざ早朝便を予約したにも関わらず、ソウルのホテルに着いたのは22時少し前。

帰りはまさか何もないよね〜と言っていたら何と濃霧で欠航。隣のゲートにはスターアライアンス系の日系航空会社の機体も待機していましたが、そちらは、出発時刻20分を過ぎた頃にはさっさと欠航を決定し、乗客をホテルに案内。私達の方は、3時間以上待たされた挙句、もう羽田に着いても、その先の交通機関が無いよ!と言っていた所でようやく22時半前に欠航が決定し、それから市内のホテル。

更に英語でのアナウンスがない!日系だけど、こう言う非常事態で日本語・韓国語だけのアナウンスってどういう事なの??とさすがに?。いくら白人系が相方を含めて数人とは言え、日本語・韓国語では伝えられている詳細情報の英語アナウンスがないのです。ただ遅れてすいませんと言う簡単なアナウンスのみ。これには唖然。

とにかく行きも帰りも状況に対する判断力の欠如、対応の遅さが大変気になりました。

私達の職業も現場でのとっさの判断が重要な鍵になってきたり対応の遅れが全ての流れを一変させてしまったりするので、今回は「危機管理」での対応で様々と現場対応を見せ付けられましたがいろいろな意味で改めて考えさせられた往復フライトでした。

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記事を書いた人

フレッヒ

高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。

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