BLOG&NEWS

ドイツ人急病人!

フレッヒ

通訳・翻訳者リレーブログ

 先月のジュエリーショウでの仕事中、ドイツ人のお客様が
膝の激痛に耐えかね、ベットから起き上がる事も出来なくなり、
御本人の奥様が
早朝6時前に私のホテルの部屋に電話をして来た。

 飛行機を降りた瞬間から
膝が痛いと言っていて、2日間は冷湿布でごまかしていた。
時間が経つにつれ、悪くなる一方で
私も、もちろん気にはなっていたんだけど、
展示会が始まってしまって、かなりバタバタ。
湿布はきちんと渡していたんだけれども・・・。

 その時に、65歳位になる本人は
自分はサッカーを40年以上していたと前置きした上で、
少し自慢げに、
「サッカー仲間が長年に渡って代表チームのマッサージ師を
やっていた事があって、急な炎症の時には
冷湿布に更に冷やした歯磨き粉を塗って貼るのが一番効果がある
と言っていた。実際にそうなんだ!」と、これで治る、治る!!と
歯磨き湿布をがっつり貼って
炎症がひどくなるからと私は止めているのに
夜はビールをたんまりと飲み・・・。

 そして飛行機を降りてから
その4日後には膝はサッカーボールの様に腫れ、私の所に
早朝緊急電話。

 周りはエコノミー症候群みたいな物が
悪化したか、長時間のフライトで変な姿勢で足を投げ出して
寝ていて、CAのワゴンに20回以上も足を突き飛ばされたと
言っていたから、元々弱くなっていた膝にその原因が加わったのか
と踏んでいましたが、
と〜んでもない事が原因でありました。
そして私もたっぷり巻きこまれ、
途中で仕事にならなくなってしまったのです。

 次回に続く・・・。

Written by

記事を書いた人

フレッヒ

高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。

END