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どっぷり浸かるには

フレッヒ

通訳・翻訳者リレーブログ

  まだ、はっきりはしていないのだが
どうやら来年末までに2冊の医学書を翻訳しなければ
ならなくなりそう。

 今、とりあえず目次を訳している最中で
2000ページにも渡る医学書のどの部分を中心的に
訳していくか、また費用など、来月お客様と打ち合わせ。

 しかし、これを引き受けるとなると
多分1年がかり。いやそれ以上かも。

 ドイツ医療フットケアーは世界のフットケアーの最前線。
皮膚科医や整形外科医、整形外科靴技師と連携して
足の健康、衛生を保つべく、ケアしていく。

 外見を重視したケアのペディキュアやリラクゼーションを
目的とする足裏マッサージとは根本から概念が違って、
ドイツ式フットケアーとは、爪の形成から
足の角質除去まで、歯科医師が使用する物と殆ど同じ
ダイヤモンド粒子入りの研磨機を使い、短時間で一気に
ケアしていく。爪と足の健康・衛生を第一に考えたケア。
研磨機の先から消毒液が常に出ているので
研磨の熱や痛みを感じる事は殆どない。
ドイツでは、月に一度美容院に行く感覚で、
皆地元のフットケアーサロンでお手入れして貰うのが普通。

 

 

 実は私自身も一年半ほど前にドイツで1ヶ月ほど
研修を受けてきたのだが、この本2冊を引き受けるに当たって
もう一度現場をきちんと理解しておかなければと
知り合いのネイルサロンにてドイツフットケアーを時間の
許す限り施す事を決意。

 10月初旬から宣伝らしきものもせずに
来たが、リピータのお客様の予約が多く、
嬉しい限り。また、ドイツ医療フットケアーを本格的に
取り入れている皮膚科医の元へ修行に行く決意も。
と言うのも、通常のフットケアーばかりではなく、
本には糖尿病患者のフットケアー、巻き爪、爪白癬など
様々な症例に対応しての処置解説も多いのだ。

 ドイツの医療フットケアー業界では
必須といわれているこの本。恥ずかしくない日本語訳に
仕上げるべく、体を張って臨む所存。

 この翻訳にどっぷり体も頭も浸かる2009年になりそうな
予感。

 ちなみに足はちょっと、そして毎日手をかけて
あげるだけで見違えるように綺麗になります。
毎日のお風呂後のフットクリームと爪にキューティクルオイル、
そして月1のケア通い。是非実践してみて下さい。

 もちろん、私は冬でも夏でも一年中、つるつる柔らか足です。
これだけは?!自慢^^

 

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記事を書いた人

フレッヒ

高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。

END