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お得な特技

パンの笛

通訳・翻訳者リレーブログ

 私の特技の中でも一つ傑出しているもの。それは、床に就いた途端すぐ熟睡できることです。自分でも一瞬にして意識がなくなるので、横になった瞬間以降のことは何も覚えていません。これは、自分が宵っ張りだから体が必要に迫られた結果こうなったのか、すぐに寝られるから油断して宵っ張りになってしまうのか、卵が先か鶏が先か、いまひとつ判然としません。これは夜を徹して仕事をすることもよくある身としてはとてもお得な体質でしょう。夫などは毎日一定時間数以上寝られないと昼間機能できなくなってしまうようで、「それでも無理して起きてる」なんていうことは考えられない様子です。私から見るとまったく理解できないことですが、これは体質だから仕方がありませんね。
 先ほども書いたように、基本が宵っ張りなので、たまに、無理してまで夜仕事をしなくて良い日があっても、とにかく寝るのがもったいなくてついついだらだらと本を読んだり、ネットサーフィンをしたりしてしまって、結局寝る時間はあまり変わらなかったりしてしまいます。でもこれはなんだか限られた時間を無駄にしているような気も・・・。一時期、無為に起きているよりは、その分早く寝て、翌朝早く起きて色々とこなすほうが効率がいいに違いない!と考えて早く起きようと試みたこともあったのですが、必要に迫られれば朝早くても起きられるのに、特定の目的もなく起きるのは、もう潜在意識に「バレている」(?)せいか、いくら目覚ましをかけても起きられなかったのです。結局、私は正真正銘の夜型人間だなぁ、と納得するに至ったわけです。どうやら息子もこの血を引いているようで、なかなか寝付いてくれません…。でもお願い、あなたが寝てから仕事したり、本読んだりしたいの。早く寝てね。そうそう、おまけってワケじゃないけど、子供が遅くまで起きているのは体に良くないしね。大人と子供は違いますよ。…なんて日々言ってると、息子には説得力が感じられないんでしょうね。ちっとも寝付いてくれません。血は争えません。

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記事を書いた人

パンの笛

幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。

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