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ついでに宣言

パンの笛

通訳・翻訳者リレーブログ

 この3連休に、家族で高尾山に行きました。実は私自身、小学校の遠足で登山に行ったところ(それだって高尾山くらいの山だったと思うのですが)、当時は喘息っ子だったため登山途中で発作を起こし、先生におんぶしてもらってようやく山頂まで行ったという嫌な思い出もあり、どうも山登りは敬遠していたのです。しかし、山登りに行った人からはどんなに良かったかとしばしば聞かされて、一念発起して山登りに挑戦したのでした。そして息子にとっては初の山登り。結果は…もっと大変かと思っていたら、意外にも楽勝でした。下山してみてわかりましたが、ルートによって随分とその大変さが違うのですね。息子も難なく下山して、麓で名物トロロ蕎麦に舌鼓を打って、いい気持ちで帰ってきました。やはり普段家にこもっているだけに、外で体を動かすというのは気持ちがいいなぁ、と改めて実感した次第です。
 実は、ここでは敢えて宣言していませんでしたが、本当は年頭に㈰今年は本を百冊読書㈪今年は息子と百人一首暗誦を制覇、という二つの目標に加えて㈫コンスタントに運動する!というのがあったのですが…なんだか実現できない予感がして(こう言っている時点で既にやる気がなさそうですが)宣言できずにいました。案の定、1月はそれでもぽつぽつとウォーキングなどをしたりしていたのですが、2月に入って、「忙しい」などと言い訳をして、運動をできずにいました。でも、しばらく家にこもっていたら、本当に体が鈍ってしまって、先日などはちょっと肩のストレッチをしようとしたら、首筋をつってしまう始末。これは末期症状だ、とさすがに怖くなりました。そのときふと、そういえば、以前職場で一緒だった別の翻訳者さんが、在宅で仕事をしていた頃に9日間靴をはかなかったことがあった、とおっしゃっていたのを思い出してしまいました。その生活リズム、非常に分かる気がするのです。私は幸か不幸か息子のお迎えがあるので、否応なく最低でも一日に一度は家を出ますが、でもひどいときはそれ以外は完全蟄居、それこそゴミ出しすらしない、というのも珍しくありません。でもそういう日々を繰り返していると、首筋をつるようなことになってしまうんですよねぇ。普段から体力作りをしなかったら、やはりいざハードな仕事を請けようと思っても、ふんばりが利かなくなる!と思い直しました。というわけで、ついでに宣言することにします。今年は、週に少なくとも3回、ウォーキングなどなど、運動を心がけて、生活のリズムに折り込むことを誓います! よし。またまた後へ引けなくなりました。結果は年末、もしくは翌年頭にご報告いたします。お楽しみに! (私をよくご存じの方は、今頃3つとも達成できない、に賭けをしているかもしれません。そんな賭け、成立させませんよー!)

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記事を書いた人

パンの笛

幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。

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