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はじめまして。

トナカイ

通訳・翻訳者リレーブログ

はじめまして。今日から、毎週金曜日のリレーブログを担当させていただくことになりました。
日本では近年北欧ブームということで、フィンランドへの人気や関心も高まっているようです。そんな中、リアルタイムの現地レポート・・・がお届けできればいいのですが、何せ翻訳者のため、最近やっていることといえば一日中自宅兼仕事場に閉じこもり、仕事、しごと、シゴト・・・文字通り、朝から晩まで仕事をしているといってもいい状態です。
そんな昨今ですが、金曜日担当でもありますので、週末に向けて(笑)読んでくださる方と自分自身の気分アップにつながるよう、少しでも楽しい投稿ができればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

この冬のヘルシンキは半世紀ぶりという豪雪で、冬がとりわけ長く感じられました。
そこで、2週間前のイースターの頃の近所の海の様子をご紹介します。

海の上にいるのは、氷上の釣り人のようです。
ちなみに、フィンランドには、アヴァント(Avanto)という、氷に穴を開け、いわゆる寒中水泳を趣味にする方々もいます。寒中水泳といっても、冷たいですので一瞬潜る程度のものですが、頭がすっきりする、血行がよくなる、日常のゴタゴタを忘れ、一瞬の非日常を味わえる・・・などと言われており、愛好者団体なども存在します。文字通り、予約なしの飛び込みでアヴァントができる場所もあります。
外が氷点下なので、氷の下の海水の方が温かく感じられるというのですが・・・

現在、自宅アパートの建物が大規模な配管工事を行っているため、市内のこの海の近くに仮住まいをしています(写真では侘しい寒村のようにしか見えませんが、街の中心からもそう遠くない、れっきとした市街地です!)。写真を撮ってから2週間たち、さすがに雪は大分溶けてきましたが、6月に家に戻る頃にはヘルシンキも夏になっているのだろうか・・・と想いを馳せてみたりします。

そのようなところで、今後ともお付き合いいただければ幸いです。では、また来週。

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記事を書いた人

トナカイ

フィンランド・ヘルシンキ在住の多言語通訳・翻訳者。日本で金融機関に勤務の後、ヨーロッパへ。留学中に大学講師を務め、フィンランド移住後は芸術団体インターンなどを経て現在にいたる。2児の母。

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