ソファーの上で、雑考なり
毎日なんだか暑いです。
私の住んでる場所は、住所は東京都だけど、天気予報でよく「○○市では気温が△△度で・・・」と、別枠で語られたりするところで、地形が盆地だからだろうか、とにかく、暑いです。しかも、私の部屋にはエアコンがないから、さらに地獄。なんでエアコンがないかときかれても、とくに理由はないのですが・・・。とにかくこう暑いと、設置することを考えることさえめんどうくさいの。冬の間に夏に向かって備えておけばいいものを、いざ暑くならないと「エアコン」という語彙が浮かばなくって。で、毎年毎年、どうしよう〜〜と思っているうちに、秋風が吹きはじめ、もういいか・・・ってことに。私がヌシのあいだは、この部屋にエアコンが設置されることはもう、ないでしょう。
さてさて。
ホテル・リッツ計画、今週は進展アリです。ついにソファーの上の品々が片づき、座れる場所になりました。めでたし、めでたし。
仕事は何をしたっけなあ・・・?う〜ん、あんまり働いてないような気がする。というか、こまごまと何をしたのか思いだすのもかったるい感じ。先週までのハードスケジュールの残務処理と、これから秋にむけての準備開始、というところかな。
秋からは、語学学校で教える仕事が2本あり、展示会・シンポジウム関係のオファーがすでに4本、海外出張の予定がひとつ、そのあとすぐに長期の舞台関係の現場通訳が控えているので、すべてそれなりに「予習」をしないといけない。カレンダーが9月になってしまったらもう遅い。7・8月はもう、予習月間だわ。語学学校の仕事は、テキスト改訂しないといけないし・・・夏休み、とれるかな。
・・・って、こんなふうに書くとなんだかすごい売れっ子みたいだけど、べつに自分ではそういう自覚はないです。フリーでやっていくって、こんなものなんじゃないかと思っている。商売なんだから、店に入ってくるお客さんは断れないし、来店者が多い日もあれば少ない日もある、っていうのと一緒だよね。この秋はでも、ちょっとプレッシャーが大きいかなあ・・・。
通訳や翻訳の仕事に限らないかも知れないけど、お客さんっていうのは、とにかく、文句を言うものです。いちいち気にしてたら始まらないよ。どんなにレベルの高い仕事をする通訳さんに対しても、その仕事を「褒める」ことより「クレームをつける」ことのほうに情熱があるのよね。
でも、考えてみればこれは当然のこと。だれだって、ブランド物のハンドバッグの金具が壊れれば、火のように怒ってお店に飛び込んできて文句を言うでしょう。でも、わざわざ「おたくで買ったこのバッグ、本当に使い心地が良くって。」と言うためだけにお店に立ち寄る人なんていませんよね。品質がいいものであればあるほど、そういうものなんじゃないかしら。
もうね、「仕事がくる」イコール、「褒められてる」と思えるぐらい、ふてぶてしくないとダメなのかもね。いっこうに褒めてくれないお客さんの顔を思い浮かべながら、オファーで手帳のページが埋まっていくのを見て、とりあえず、ヨシとします。
あとは、ダラダラ汗をかきながら予習に精を出すのみ・・・
みなさま、よい夏休みを!