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Daylight Saving

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

ニュージーランドでは、9~11月が春です。この日曜日からは、daylight savingが始まりました。日曜日に目覚めると、昨日までは朝8時だった時間は9時になっています。

携帯電話やコンピューターは、すでに自動的に切り替わっていますが、壁時計などは自分で1時間早めないといけません。私の車の時計も直さないといけないはずですが、操作方法が分からないまま冬時間が終わって、やっと正しい時間が表示されるようになりました(冬の間、夏時間のままの時計からずっと1時間引いて、時間を見ていた)。

そして、夜7時だった時間が8時なので、まだ明るいと油断していると、夕食を作るのがつい遅くなってしまったりします。NZに住み始めてかれこれ15年、慣れたとはいえ、いまだにdaylight savingの切り替えはおたおたします。

日本でも以前、「サマータイム」の導入が検討されたようですが、私は日本ではこのシステムは合わないと思います。日が高いうちは帰りにくいから残業が増える、という意見を見たことがありますが、日の長さに勤務時間が左右されるということはないでしょう。ただ、「熱帯夜」なる言葉まである日本で、たとえ1時間時計が早まっても、それで夏の楽しさが高まるとは思えないのです。

ニュージーランドの夏はからっとしていて、とても快適です。だからこそ、夏を満喫するためのdaylight savingを活用して、スポーツや外での食事などを楽しみます。一番日が長い年末年始には、9時ごろまで明るく、外でのバーベキューもゆっくり楽しめます。ただ、日が暮れると肌寒くなるので、夏にNZ旅行される方は、フリースなどの羽織ものもお忘れなく。

daylight savingが始まると、すっかり春、というはずなのですが、オークランドはまだまだ寒いです。daylight

saving2日目の今日は、午前中になんと、ひょうが降りました。仕事をしていたのですが、なんだか妙に屋根がバチバチうるさいなあと気づき、外を見た

ら、ぱらぱらと氷の粒が降っていました。

夏が待ち遠しい9月下旬のオークランドです。

こちらは夫が撮影した、ニュージーランドの春の風物詩の一つ、子羊たち
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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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