初めての台湾
1月初旬から3週間弱で、日本に帰省していました。日本へのフライトはチャイナエアラインという台湾経由の格安チケットを利用したので、ついでに台湾に一泊して、プチ旅行を楽しんできました。
台湾の印象は、「日本にそっくり!」。町並みは古き建物が残されていて、趣がある地域もありますが、地下鉄はなじみのある大阪の地下鉄に構造やレイアウトなどがよく似ていて、お陰でスムーズに乗り降りできました。商品も日本とあまり変わらないものが多く(日本製も多かった)、その後すぐ日本に帰省する予定だったので、あまり購買意欲が起きませんでした。
とはいえ、食べるものはさすがに充実。早朝に台北に到着して、タクシーでホテルにチェックインして荷物を預けた後、朝市でおかゆ、コンビニでカステラ、10時の開店を待って老舗の小籠包を味わいました。さらに観光の合間にホテルのカフェで一服した後、午後からは九分の茶室で台湾茶と名物のパイナップルケーキやドライフルーツを楽しみました。さらに市内に戻ってから、NZにはない、繊細な美しいケーキも購入。最後に夕食も食べようと思えば可能でしたが、もうくたくたで、コンビニのおにぎりでホテルの部屋で済ませましたが、NZにはないクオリティとバラエティで、これはこれで良し、とします。
お茶を楽しんだクラシックな雰囲気の茶室
滞在が丸一日しかなかったので、観光できたのは、蒋介石が奉られる中正紀念堂、小籠包のお店がある永康街、それに宿泊したエリアである中山駅周辺、さらに「千と千尋」のモデルになったとされる九分。NZと違って公共の交通機関が発達しているし、タクシーも安く、観光客が移動しやすい街で、短い時間で観光も満喫できました。
中正紀念堂のあるエリアは、広々とした公園になっています(パノラマで撮影)
さらに、台湾はおいしいものがたくさんありすぎ。今回残念なことに、娘の念願のマンゴーのカキ氷が食べられませんでした(寒かったのと、おなかがいっぱいすぎた)。今度はぜひ、ゆっくり滞在して、もっといろいろ食べて、今回は時間の都合で見送った故宮博物館もゆっくりと訪れたいものです。
それにしても、娘と二人でいると、ほぼ100%の確率で中国語で話しかけられました。日本人観光客が多いので、日本語でやりとりできる人が多いにも関わらずです。しかも、路上で日本人観光客の方に英語で道を聞かれ、日本語で答えたら、「現地の方でないのですか!」と驚愕されました。機内でも、日本入国用の書類が「外国人用」を渡されたので、「日本人用」に交換してらもらわなければなりませんでした。ニュージーランドですっかり現地の生活に慣れ親しみ、英語にどっぷり・・・というわけではなく、生活スタイルもいでたちも日本にいたころと変わっていないつもりなのに(ユニクロ愛用者です!)、どうやら14年のNZ生活で、私たちから「日本人らしさ」が抜けてしまっているようです。というのが一番の発見だったかもしれません。
さて、かなり世間より遅いですが、私にとっては今週が2015年の仕事始めです。今年は、てきぱきと仕事をこなし、メリハリをつけた生活を送って、楽しい2015年にしていきたいです(目指せ、早寝早起き!)。
NZは夏まっさかり。我が家の庭では今年もムクゲが咲き誇っています。